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本当の自分とかいうやつ

私は普段から、普段のままでいる。 私は何しても「えー、意外、真行司ってそんな奴なんや」とは言われない。 「だと思った」とか「だよね」としか言われない。 普段のままでいるし、普段の私を、まあ大体正しく受け取ってもらえている様だ。 いわゆる、「ありのままの自分」ってやつだ。 今の世論は「ありのままの自分で愛してもらおうとするのは甘え」である。 「今の自分を変えて、うまくやるためには上手に嘘もつけ」というわけだ。 もちろん、その変化を自分だと受け入れて、嘘を本当にすれば良いわ

    • 創作物は人を変えるのか?

      変えない。終わり。 短過ぎると言うのなら、少し付け加えよう。 創作物が人を変えると言うのなら、少子化対策には幸せなファミリーものの創作物をたくさん出せばいいし、引きこもりにはサクセスストーリーを読ませればいい。 みんな影響を受けてバンバン結婚して子供を生むだろうし、引きこもりは外に出て働き、成功を収めるだろう。 刑罰も必要ない。良い創作物を読ませればよい。 元犯罪者は残りの一生を善行に捧げるだろう。 それらに「なるほど、確かにそうだ」と思わせる部分があっただろうか? 皆無で

      • フェミニズムとは自由を奪うものなのか

        昨今のツイッターを見ると、日本におけるフェミニズムっておかしな方向に向かっている感がある。 もちろん、真面目にやっている人はやっているのだろうけれども。 例えば、ポスターのキャラクターの胸が強調されているから、公共の場所にふさわしくないので、こういう表現は制限しろと言う。 じゃあ、襟ぐりの深い服や薄着、ミニスカートなどを着ていた時には女性は何と言っていたかというと「お前らに見せるために着ているんじゃない」と言っていた。 その言葉をそのまま返したい。 このキャラクターも、別に

        • 昨今のポスター問題などについて

          女性の方々に言っておきたい。 見知らぬ人に「おっぱい大きいね」と言われて嫌なのは、ごく自然な事です。 何故なら、男であったとしても、見知らぬたくさんの人から「おっぱい大きいね」って言われたら嫌だし、それでジロジロ見られるようになれば、男でも恥ずかしい。 だから本当の問題は「人の体をジロジロと見て、その身体的特徴を公にする」という行為なのである。 これは、性教育の一番初めの段階で説明されるべき事である。 「身体的特徴はセンシティブなものであり、本人の許可なく触れたり、必要以上

        本当の自分とかいうやつ