見出し画像

資格スクエアと武田塾のビジネスモデル

資格スクエアは一時期手伝っていたこともあるし、武田塾はFC本部の学校で日頃お世話になっていることもあり、両方思い入れのあるサービスである。
批評する立場でもないけど、ちょっと思ったことなので書いてみる。

2社の共通点は、想定外のピンチに見舞われたことだ。

資格スクエアは当時の学生バイトによるテキスト盗作。
そして武田塾は林さんのポーカー賭博。

まず資格スクエアの場合は、結果として、運営会社がフリーに買収され、
資格スクエアが切り出された。
代表の鬼頭さんはフリーのメンバーとなり、資格スクエアは求心力を失ったのか、結果として看板講師の吉野さん、加藤さんが抜けた。
吉野さんはベクサに移籍、加藤さんは加藤ゼミナールという競合サービスを立ち上げた。看板講師で集客するビジネスモデルの脆さを感じた。

競合もアガルートやスタディングなど次々と頭角を表している。
とはいえ、AIによる未来問など面白い試みをしているし、
このままで終わらないはずなので、注目・応援していきたい。

次は武田塾であるが、林さんはすでに現場を回しているわけではないので、代表交代は案外スムーズにいきそうだ。しかも別に係争しているわけでもないし、林さんで集客しているわけでもないので、ダメージはなさそうだ。

FCビジネスはサービスのばらつきという懸念があるものの、ビジネスモデルとしての打たれ強さを感じた。

鬼頭さんも林さんも、自分の体験をもとにサービスを作り上げた。
そして、去った後も、スタッフがそのエッセンスを守っていくのだろう。

そういう点では、私も中村の残したエッセンスを守っていく立場である。
そういえば、テックアカデミーさんも二代目社長である。
案外、人の残したエッセンスの方が客観的になれてうまくいくのかもしれないとも思った。

しかしタイミングというものは面白い。
鬼頭さんはニンジャサインに肩入れ出してから、
そして、林さんはFCビジネス支援に肩入れ出してから、事件に見舞われた。

うちも、事件という事件ではないが、交代劇があって、
中村はもともとやりたかったエンジニアハウスを作った。

みんなやりたいことを、そのタイミングでやっているので、
結果オーライである。

ビジネスはやはり面白い。
巻き込まれた方たちやご本人の苦悩をよそに、こういうこというのは不謹慎かもしれないが、上述した三人のメンタルは大丈夫だと思うし、テックジムも、武田塾も、資格スクエアも大ファンなので、記念に書いてみたという次第である。

そういえば今思い出したが、鬼頭さんに月額制するのはどうかと、社員でもないのに提案したことがある。

このビジネスモデルはテックジムで実現した。

すべて結果オーライである。

よろしければサポートお願いします。その際はご依頼に答えた執筆をいたします。サポートの際にご依頼文を添えていただけますと幸いです。