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紅白のツツジ

外を歩いていると春をかんじられる陽気でした。

先日、源平咲を紹介しましたが

本日も花は違えど源平咲きを見つけました。 

おそらくツツジでしょう。

雄しべの数が5本だとサツキだそうですが、
この花は5本より沢山ありましたから。

その花の中に一際目を惹く一輪の花がありました。

見事なまでに一輪の花の中で赤色(ピンク)と白が色分けされていました。

紅白ということで大変めでたいです。

なぜこのような2色になるのでしょうか。

遺伝子発現に変異が生じたものと思われます。

キメラということもありますが、

『トランスポゾン』という現象により、
本来備わっている遺伝子の働きに差が生じていると説明できると思います。

トランスポゾンでは、染色体のなかで遺伝子が動きます。

朝顔の斑の模様などもトランスポゾンによって生じています。

この遺伝子の移動に伴って、酵素反応に影響が生じて、赤色色素が産生出来なかった箇所が白くなった、
ということが考えられます。

ともかくここまで見事なまでの色分けには感動すらしました。


おしまい

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