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指摘されたらおわびでや反論よりまずお礼を言おうという話

人の指摘で伸びる人と、委縮したり怒ったりする人っていますよね

 ここ数年でわかってきたのですが、人に何か指摘をされて「ありがとうございます」っていう人と「すみません」っていう人と「そう言われてもちゃんとやってます!」っていう人がいますよね。

また、言葉と、その裏にある思いが別にあるからややこしいんだ、これが

過剰反応されると指摘しづらくなる

 マネージャーとして困るのはここですね。過剰反応されると指摘がしづらくなって、ものが言いづらくなります。

 とくにすごく真面目な人で、ちょっと指摘を受け入れてくれればすごくよくなりそうなのに、ガチガチで、ちょっと指摘をすると全部見直そうとしたりするようなタイプの人には相当気を遣います。

 逆に、怒って言うこと聞かないとかそういうのも困りますね。

「私の言うことがまちがってるっていうんですか?」

 そんなこと言ってないっちゅーねん。

 まあでもそれは、指摘が一方的に聞こえるとか、そんな側面もあるのかも。

指摘は全部受け入れないといけないと思っていませんか?

 私も一年くらい前までめちゃめちゃ指摘されるタイプだったので、過剰反応する人の気持ちはめっちゃわかるつもりなんですけどね。

 この記事が、めちゃめちゃ的を得ていると思います。

 指摘が苦手な人って、大体下記のような「思い込み」があると思うのです。

 でも、実際にはそんなことなくて、上司の言うことが違っていることなんでままあるし、指摘というか確認でいっていることもいっぱいありますからね。

・全部受け入れなければいけないと思っている
・自分自身が否定されていると思ってしまう
・相手が全部正しいという前提で聞いてしまう

指摘をされたらまずお礼を言ってしまう

 そこで私が取ったやり方がこれです。文句でもなんでも

「ご指摘ありがとうございます!確認させていただきますね」
と、指摘にお礼を言ってしまう。
で、指摘の内容を確認します。

 相手の指摘が間違えている可能性もありますからね。
 あわてていきなり対応を返さないほうがよいと思います。

指摘内容を確認する

 そのうえで「これは確かにそうだな」と思ったら「ありがとうございます。修正します」とします。

 そのうえで、「うーん、こりゃ単なる意見というか愚痴だな」みたいな場合はそっとしておきます。

こういうのは余計な反論せずにそっとしときましょう

 「大々的な修正を求められているけどこりゃ誤解があるみたいだぞ」というときには、相手に確認します。

 「こういう場合はこうする」みたいな自分なりの返し方を用意しておくとよいかも。

 大事なのは「全部聞く必要はないんだぞ」って思ってしまうことです。

マネージャーの指摘に対して一方的な反論をするのは悪手でしかない

 以前私これでめちゃめちゃ失敗してたんですよ(´;ω;`)

 とくに、上司が(言い方悪いけど)自分の存在感をアピールするためにいらん指摘してくるケースってあるわけですよ。ぶっちゃけ。
 で、こういうのに真っ向から取り合っていると関係も悪化するし、時間もムダなんですよね。

 そこは

「ありがとうございます!こういったところの説明を強化すればよいとか、そんな感じですかね?」

 みたいなやり方で、修正の方向性を確認しておきます。
 あとは、なんかずれた指摘だったら「確かにそうかもしれませんね、〇〇さんの意見とかも確認したいのですが、いいですか?」みたいな形にして、他の人もまぜて意思決定するように持っていきます。

複数名の指摘を受けて修正した内容が
トップの指摘を受けて、一番最初の内容に戻っちゃうことなんてざらですからね。
こういうときに恨んだりしてもあまり意味ないっす

明らかに間違った指摘には「真意」を確認すること

 これ、結構あるんですよね。。。明らかにずれた指摘をすごい勢いでしてくる人。

 こういうときには、まず、合っていようが間違っていようが、話を全部聞いてしまうことです。そのうえで、冷静になって整理することだと思います。

 大体上司は、えらくなればなるほど、細かい資料なんてろくに読まずに思い込みで指摘したりするもんです。

 そこをつべこべ言うよりも、まずはいったん聞いて整理して「このようにしましたが、いかがでしょうか?」ともっていってしまうことです。

 そしてさらに、その指摘が間違っていて、別の方法にした方がよければ、話を整理したうえで、上司や先輩の意見を聞いたうえで説明の機会を取るのが良いと思います。

 感情的な指摘ほど、ほかの人を混ぜるとこういった指摘はトーンダウンするものですし、長くいる人ほど、こういった上司の扱い方は知っているものですからね。

 しかし、上司もそうですが、部下も一定の人間性が求められるものだと思います。そういった意味でスターバックスの元社長さんが書かれたこの本は大変に参考になりました。

 こういう「考え方」が大事なのかもしれませんね。


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