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追悼文と国際電話

アメリカサウスカロライナ医学校の名誉教授であられた小川眞紀雄先生が先月お亡くなりになった。
私の日本でのボスのさらにそのお師匠さんであられる方だ。
私は孫弟子ということになるけれど、小川先生も、その弟子である私のお師匠さんも偉大な方で、私などは足元にも及ばない。

が、孫弟子ということで、とある医学雑誌のEditorをしている先生から、お師匠さんと一緒に小川先生の追悼文を書いてほしいという依頼が来た。
そこで、日本のお師匠さんにメールをしたものの、なかなか返事がこない。
思い切って、アメリカからお師匠さんのいる日本の職場に国際電話(?)なるものをかけてみた。
というかスカイプだから国際電話にならないのかな?
案外あっさりと繋がって、何年かぶりに声を聴かせていただいた。
懐かしい。
そして、お元気そうで何より。
御大は私の母と同じくらいの歳だ。つまり80歳?
しかし今も仕事をしていて、忙しいらしい。
すごいなあ。

とても懐かしい。
知らず知らずに声が弾んだ。
追悼文を書くというお仕事だけれど、
御大とこうやって一緒にお仕事をさせていただく機会があるなんて、
とても幸運なことだと思う。

大事な人には大事に気持ちを。


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