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入社10年目管理職になるためのヒント パート1‐⑦

こんにちはItsukiです。登場人物視点から色々と場面が移ろいでいますね。
ここらで少しまとめてみましょう。

1.前回までのやりとり

X社の社長の悩みに対してのコンサルタントB,Cからの提言

2.コンサルタントAの思案

コンサルタントAは当面の資金につき総務部長から追加借入を行った旨、電話連絡を受けていた。X社は業績が低迷しているが、業歴も長く、堅実な経営を行ってきたことから銀行からも一定の評価を得ている。通常ならばこのような状況下では難航することが多い。

3.借入の種類

今回の借入は銀行から当座借越で行った。証書貸付と異なり迅速に対応できるのが利点である。但し、借入期間が短期なのでコンサルタントの提言を実行するには事業計画を立てた上、長期の借入が必要となってくる。
借入方法はさまざまであるが、主なものを掲げると以下の通りとなる。

「貸付」という表現は貸す側(銀行)の視点からの表現。
借りる側としては「借入」となるが慣習的な表現はそのままにしてある。

4.コンサルタントAのアドバイス

コンサルタントAはコンサルタントB及びCとのやり取りを整理していた。
コンサルタント達は常に同じ事務所で仕事をしているわけではない。場所も時間もバラバラに活動している。Web会議システムやビジネスチャットなどのITツールを活用し、情報を共有しながら案件を進めている。
X社へはその有効性を実体験としてアドバイスできるだろう。
財務的な観点からは営業所の集約と新商品販売を軌道に乗せるため、リストラ費用と運転資金が必要になってくる。そのため事業計画をしっかり立てた上で銀行との交渉に臨まなければいならない。
ここは管理部門を統括している総務部長に頑張ってもらおう。

いかがでしたか。少しシリアスになりましたが色々な視点で考えなければならないという事が分かりますよね。物語はまだまだ続きますのでお楽しみに(^.^)/~~~

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