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犬の攻撃性を引き出す、一般的な5つの方法


許可を得て、攻撃性のある犬のプロフェッショナルトレーナーとして活動している方のPOSTを訳させていただいたのでシェアします。
全ての著作権はMichael Shikashioさんに属します。
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1.怖がりだったり、シャイな子犬を他の犬がいるドックランにつれていかないようにしましょう。これは、図書館が好きなタイプの人を深夜のクラブのパリピの群れの中に放り込むようなものです。代わりに、気をつけながら一匹ずつ、遊び相手を紹介しましょう。専門家のアドバイスの元で行うのが望ましいです

2何かを盗っていった犬を、追い掛け回さないようにしましょう。そのモノになにか”よけいな価値”があるかのように思わせてしまいます。そしてその”みんなが欲しがる大切なモノ”をキープするための犬の攻撃性を引き出してしまいます。その”モノ”を口から奪いとって犬を叱りつけることは、さらに犬の防衛心を煽ることになります。

まずは、とられて困るものは犬が届くところにおかないようにしましょう。そうすれば、犬がそれをとるという失敗をおかさなくて済みます。もし、犬がそのモノをくわえてしまったら、おやつと交換しにあなたのところに持ってきてくれるように教えましょう。

そして、犬が自らそのモノを放すように教えましょう。薬とか、キッチンナイフだとか、おじさんのチョコレートケーキとか、とにかく危険なものをくわえていたら、そのときには噛まれるリスクを承知で、阻止するというのもわかります。でも、普段から事前に予防する(犬に失敗をさせない)トレーニングをこころがけていれば、犬に噛まれる危険性を下げておくことができますよ。

3短く張られたリードは、あまりにも動きを制限しすぎます。フラストレーションが溜まりますし、逃げるという選択肢がとれなくなります。そして(姿勢を制限されるせいで)対立的なボディランゲージを作り出してしまいます。そもそも私はリードがついている状態で犬同士を挨拶させることがあまり好きではありませんが...人生のなかでは、そういうこともおこります。リードは緩め、挨拶の時間をとても短くすることで、問題が起こることを予防することができます。

4このあいだ、まだポテトが残っている私の皿をウエイターが下げようとしたとき、私はもうちょっとで彼の手を払いのけるところでした。犬が食べているものや楽しんでいる最中のおもちゃをとりあげるのも似たようなことです。そばに、もっととっても素敵なおやつを落とすというやり方なら、ウエイターさんがホットファッジサンデーを私の残りのポテトの横においてくれるのと同じになります。

5 最も犬に噛まれているのはいったい誰でしょうか? そう、子供です。
子供というのは、ときどき、本当に突拍子もなく変なことを犬にしでかすことがあります。
なので、子供たちを常にきちんと見守り、どうやって正しく犬に接するのかを教えることは、命にかかわる大人の責務です。

免責事項
もしも、あなたの犬が上記のようなシチュエーションで既に攻撃性を見せているときは、攻撃性のある犬のトレーニングの経験があり、正の強化/分化強化/脱感作/拮抗条件付けについてよく知っているプロに、ガイダンスを求めてください。
(↑正しいトレーナーを見つけるためのキーワードです)

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