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自分の生きる世界は、自分で選べる

最近、インタビューのお客様や、私の周りにいる方々と話していて、よく感じることがあります。

自分の生きる世界は、自分で選べる。

バツイチ、シングルマザー、派遣社員だった頃の私は、ずっーと、自分には選択肢なんてない、と思っていました。

たくさんの「〜しなければならない」という縛りの中で、一生懸命生きていた時代。

まずは経済的に自立しなければならない。
働かせてくれる職場で、とにかく、がむしゃらに、身を粉にして働く。
そして、一刻も早く「正社員」の座を手に入れなければ安定は得られない。

実家にはなるべく迷惑をかけないようにしなければならない。
(離婚してしばらくの間、実家で両親と同居していた時期があります)
娘として、居候として、父と母の要望には極力答えるべき。(実際には答えていなかったことも多々ありますが😅)

息子を立派な人間に育て、大学を卒業するまでは、親としてしっかり面倒を見なければならない。

やりたいことがある?会社をやめる?
何甘ったれたこと言っちゃってんの。
それでご飯が食べていけるわけ?
息子を大学に行かせてあげられるわけ?

「組織」「社会」「常識」。
人間が生きていく上では抗えない(と、当時は思っていた)枠組みの中で、道を踏み外さないように生きることが何より大切なことで。

まず、第一に考えるべきは息子のこと。
それが私にとって、不動の最優先ミッション。
そして次に、一刻も早く実家から独立すること。

そんなガチガチの「べきねば」思考に縛られていた私は、「息子の不登校」という事件をきっかけに、否応なく思考の転換を迫られることになったのです。

「学校に行かない」という、当時の私の中では「あり得ない」選択肢を見せつけてくれた息子が教えてくれたこと。
それはもう、本当に山のようにあるわけなのですが。

そのことは、また別の機会に書くとして。

彼の不登校をきっかけに、私が向き合わされた現実がありました。

彼の人生にとやかく口出しする前に、あなたは自分の人生を生きてるの?

「べきねば」思考の中でしか生きてこなかった人生。
たくさんの言い訳を発動しながら、自分の生き方から目を背けていた人生。

その時に初めて、自分は本当はどう生きたいのか、どんなライフスタイルを送りたいのか、自分自身の人生にフォーカスが当たったのだと思います。

さらにそこから悶々と悩む日々を経て、様々な出来事、タイミングに背中を押されるように、私は「会社員」という安定したポジションに笑顔で「バイバイ」することを決めます。

そして、会社を辞めてから1年と2ヶ月経った今、パーソナルライターの活動をしながら、改めて感じること。

選択肢がない、と思っていたのは自分の思い込み。
「べきねば」思考に縛られていたのは、自分がその世界にいることが、潜在的に楽な道だったから。

自分の生きる世界を、自分で選んだ先に見えてきた景色。

自分が楽で。(ココがなにより重要!)
自分も周りも笑顔になって。
眩しい生き方をする人たちとの出会いに溢れている世界。

蓋を開けてみれば、そんなハッピーな光景が周りに溢れていました。

これは、私だけが特別なのではなくて。
自分の心の声に素直に耳を傾け、ちょっとだけ勇気を出して踏み出した人たちが見ている景色なのではないかな、と思っています。

誰に言われたわけでもなく、自分で選んだ世界。
誰にも「お伺い」を立てる必要のない、自分で作っていく世界。

厳しさも、失敗も、やりがいも、楽しさも。
全部自分で引き受け、糧にして、どんどん加速していく世界。

そしてね。
恐る恐る一歩を踏み出してみると、「世界はこんなにもやさしかった」という事実を、しみじみ感じる今日この頃。

あなたは、どんな世界で生きたいですか?








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