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出会いから受け取るメッセージ

インタビューを実施して記事を書く、という仕事柄、いろいろな方に出会う機会が増えたこの1年。

ちょっとデータを出してみると、約10ヶ月間で、未来インタビューだけで20名の方にお会いし、合計45回のインタビューを実施、35本の記事を書いていた。(現在進行中の方も含む)

インタビューの時間以外にも、事前打ち合わせをしたり、インタビュー後に個別にお会いしてお話を聞くことも多いので、実際にお会いしてお話ししている回数はもっと多いかもしれない。

この数字が一般的に見て多いのか少ないのかはわからないが、20名の方に対して45回のインタビューということは、1人あたりのインタビュー回数がそこそこ多いインタビュー企画なのだなぁ、と、改めて実感する。

というのも、私の記事は「ご本人」に納品する記事であり、基本的に公開することを前提としていない。

それゆえに、他人の目を気にせずに、とことんご自分に向き合って話ができる、という特徴もある反面、ご本人のOKが出ないと納品というフェーズには辿り着けない、というストイックな一面もある。

今までの例で言えば、少なくとも2回、多い方だと5回のインタビューを経て記事を納品した方もいらっしゃるのだ。

初稿を納品し、ほぼ一発OKの方と、その後、何度も修正が入る方と、実は綺麗に分かれる。

修正が入ると、ライターとしての力量不足を感じざるを得ない部分も、正直ある。

しかし、振り返ってみると、何度も修正が入る方は、2-3時間のインタビューでは話しきれなかった内容が、初稿を読んでくださった段階で溢れ出してくることが多く、どんどんと深まってよい記事になっていくケースも多い。

これはある意味、ライター冥利につきることでもあり、未来インタビューの本来のあり方だなぁ、とも感じている。

「未来インタビュー」というカテゴリーは、単に「自分の記事を書いてもらう」「未来の夢を語る」というフェーズではおさまらないのかもしれない。

そして未来インタビューには、予期せぬもう1つの効能があることに、最近気付かされた。
それはインタビュアである私自身が「受け取るモノ」だ。

未来インタビューに限らずだが、インタビューを通して出会った方たちのお話を聞くことで、実はインタビュアである私自身が、一番恩恵を受けているのかもしれない、と思う今日この頃。

そもそも未来インタビューにピンときてくださるお客様は、波長や持っているアンテナの種類が私と似ている方が多い。
そして人生やビジネスのフェーズ的には、私よりずっと先を歩いている方もたくさんいらっしゃるのだ。

そんな方たちの人生を、目指す未来について、こんなにじっくりと、心ゆくまでお話を聞ける機会は、日常ではまずあり得ない。

私自身の行動が変わったこともいくつかある。

例えば、ずっと興味はあったけれど勇気が出なかった習い事に挑戦してみたり、ホテルではなくゲストハウスに泊まるようになったり、興味のなかった時代の本や動画を見るようになったり、行ったこのない場所でもピンときたらすぐにGO!する行動力がついたり。

今までブロックがかかっていたことが、一つずつ外れて、どんどん自由に、軽やかになっていくのを感じている。

この仕事を始めた際に、おこがましくも「お客様にこんなことを感じていただけたら・・・」とか思っていたり、このnoteでも再三、未来インタビューの効果についての記事もあげてきたわけなのだが。

実はこのインタビューのもう1つの大きな意味、役割は、お客様が私自身に送ってくださるメッセージを、しっかりと受け止め、私自身がそれを吸収して自分を深めていく、いうことなのかもしれない。

インタビューを通じで、出会ってくださった全ての方に、改めて感謝の気持ちでいっぱいになる。

どこの誰ともわからない、私のインタビューに興味をもってくださって、本当にありがとうございます。

そしてこれから出会う未来のみなさん。

みなさんとの対話を通して、どんな気づきや学びを得ることができるのか、本当に楽しみにしております。

実はインタビューに限らず、その時、その時に出会う方には意味があると感じている。

その出会いを、自分の中でどのように受け止めるかで、自分の人生も大きく変わっていくのかもしれない。





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