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あなたの「平凡」は「非凡」

お客様にインタビューをする中で、一つ、はっきりと気づいたことがあります。

本人にとっては「当たり前」にできていること、起こっていることが、多くの人にとっては「当たり前」ではない、という事実。

例えば私の場合は「書く」こと。


私にとって「書く」ということは、「呼吸をするのと同じくらい」自然にできること、だと思っているわけですが、この事実に気づいたのはごく最近。
それまでは、文章の上手下手や個性はそれぞれあれど、「書く」という行為自体は、誰もが同じように、気軽にできるものだと思っていました。

しかし、ライターとして仕事をするようになってから、「書く」ことに対しての苦手意識やハードルを感じている方が、意外と多いのかもしれないな、と思うことがあり。

お客さまとのインタビューの中で、「SNSやブログの投稿が気軽にできない」、「何をアウトプットしてよいのかわからない」、という声を、時々お聞きします。

お話を伺っていくと、私からは「アレもコレも、投稿のよいネタではないだろうか・・・」と思うことがどんどん見えてくるのですが、ご本人は「そんなこと投稿しても・・・」「周りからどう思われるか気になる・・・」と、いたって消極的。

おそらく、その方にとっては「あえて不特定多数にむけてのSNSで公開するほど価値があるとは思えない」ということのようですが、私から見れば「それ、めっちゃ面白くないですか?😆」という内容だったりするのです。

例えば、先日、一人旅が大好きな女性のお話を伺っていた時のこと。

彼女の一人旅の話を聞いていると「えー!そんなラッキーなことが立て続けに起こるんですか?」というくらい、道中にミラクルなことが次々と起こっているのですが、本人にとっては、おそらくそれが日常なので、「特別なこと」という認識があまりないのです。

例えば、宿のオーナーが空港まで車で送ってくれた、とか、クルーズ船のスタッフが操縦室に招いてくれたとか、旅先で出会った人が美味しい海産物を自宅に送ってくれた、とか、そんな話が湯水のように溢れ出てくる彼女の旅の話。

この方と一緒に旅をすると、自分一人では体験できないような、オモシロイ経験がたくさんできるんだろうなー、と、ワクワクを感じたのです☺️

「SNSに投稿する」「ブログを書く」と言うと、「質の良いアウトプットを出さなければ」とか「他の人のためになる有意義な内容を書かなければ」と考えてしまうことが多いように思います。

でも、そこに重きを置くと、ハードルが高く、なかなか投稿ができない。
それよりもまずは、SNSもnoteも一つの「実験場」と捉え、とにかく自分で数打って、体感してみる。

自分が肩肘張らずに書けること、ナチュラルにアウトプットできることを続けていくと、「自分の平凡」が、他の人にとっては違うかもしれない、と感じるフェーズが出てくるような気がします。

私のこのnoteも、今でこそ1日80-90のアクセスがありますが、最初は1日に10-20 アクセスあれば良い方でした。

最初の頃は、ライターとしての発信にこだわり、毎日投稿を義務付けていましたが、今は仕事、プライベート含め、自分が日々思ったことをナチュラルに、無理せず綴るスタイルに変更しています。

そうなると、まず書いている自分が楽しい。
そして不思議なことに、少しずつアクセス数もあがってきているのです。

あなたの「平凡」を、ちょっと勇気を出して晒してみると。
その先には、今まで見たことがない景色が、見えてくるかもしれません。







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