Apache Icebergを使うべき5つの理由
Lakehouseアーキテクチャを採用するときに一緒にApache Icebergはいかがでしょうか?
今回はIcebergeを使うべき5つの理由を紹介します。
1. 柔軟なテーブル進化
特にデータ基盤を整備し始めたときは仕様があまり固まっていないことが往々にしてり、テーブルスキーマが変わりがちなんですよね。
そんなときに列の追加や削除を手間なく行え、パーティションでさえ柔軟に変更できるのは大きなメリットでしょう。
2. トランザクションサポート
Icebergを使うとACID特性を満たした堅牢なトランザクションを実現できます。
正確性や一貫性が極めて重要なプロダクトへも安心して使えます。
3. タイムトラベル
際立った特徴の一つといっても良いでしょう、タイムトラベルです。
過去時点のスナップショットをとっておいて、当時のテーブルの状況でクエリを実行できるのです。
なにかデバッグをしたいときや監査をするときに有効です。
4. パフォーマンス最適化
パーティションを上手く設計することで不要なデータをスキャンしなくて済み、クエリパフォーマンスを高められます。
例えば金額が100円以下の購入履歴を抽出したい場合を考えます。
金額でパーティションが切られていて、あるパーティション以降は100円以下の情報だけを格納していることがあらかじめ分かっていれば、そもそもスキャンする必要すらないですよね。
5. 開放性と互換性
IcebergはOSSとして活発に開発されています。
Apache SparkやPresto(Trino)など様々な製品と疎通できるのも魅力の一つです。
継続的に使い続けられるというのは安心できます。
まとめ
Apache Icebergによって様々なLakehouseの課題を解決できます。
データドリブンな組織づくりに向けてぜひ取り入れてみましょう。
参考
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