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eスポーツイベントの人材不足ポイント

今回は、最近急増しているeスポーツイベントの人材に困っているんだろうなぁ。というポイントを考えてみようと思います。
最近急増した要因としては、元々新作発表会のようなゲームイベントだったものが、eスポーツタイトルのイベントも同時にやり始めるようになった事が大きいですね。
それらも含め、eスポーツイベントという表現をしています。

まずはeスポーツイベントの実施に必要な要素を考える

イベントを開催するのに必要な人を羅列してみましょう!

・イベント企画者、会社
・出演者(実演側)
・出演者(解説、司会側)
・観客
・設営
・会場運営(照明やPA機材など含む)
・映像配信周りのエンジニア

これはあくまでイベント実施自体に必要な人たち。
もっというと、集客などもあるが、そこは割愛。

ひとつひとつ少しだけ具体化。

・イベント企画者、会社
これは、イベント主催者の話。
プレイステーション祭りであれば、ソニー。
ニコニコ超会議であれば、KADOKAWAといった具合。

・出演者(実演側)
実演側というのは、ゲームイベントなどで実際にゲームをプレイする人。
よくプロゲーミングチームの人が呼ばれたりしている。

・出演者(解説、司会側)
現状は、ゲームキャスターの方や、Youtuberの方、最近は大手芸能事務所も参入してきている。(よしもとさん等)

・観客
ここは現在は出演者のファンやイベントのゲームタイトルファンといった具合でしょうか。結構集客に困っている人多いみたい…

・設営
会場設営は派遣会社などのプロがやっているのでしょう。
大学時代は友達がイベント設営をずっとやっていました。そういった人たちが頑張ってくれています。

・会場運営(照明やPA機材など含む)
ここも昔からのプロの方たちがいますね!
すごく複雑そうな機材を並べて、ヘッドホンしたりしてる人たち(偏見?w)

・映像配信周りのエンジニア
代表的な会社さんは、RIZeSTさんでしょうか。
eスポーツ関係のイベントをメインに、配信周りの受託をやっています。

みなさんが見るときに違和感を覚える箇所は?

ここからは、自分がリスナー側の立場として考えていただきたいです。

イベントが始まり、司会の芸人さんたちが入場。
その後、プロチームが呼ばれ、ゲームをプレイしていく…
芸人さんたちはしっかりと盛り上げる。
その様子を面白く見ている…

といった感じ。

僕が実際にイベントに行って感じたのは、司会の方々のゲームへの理解。
実際にゲームをプレイしたりする場面もありますが、おそらくオファーがあってからちょっとやったレベルなんだろうなぁ。という具合。

ここで、プロの方々と司会者の方々のゲームに対する温度感の違いのようなものを感じます。
純粋にゲームが好きかどうか。と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

芸人さんなどのエンタメのプロが司会をする事は非常に意味があるとは思います。実際にイベントを盛り上げるのに重要な存在です。
ただ、プロチームや観客のゲームへの理解がある人たちとの温度感を感じてしまうのです。

みなさんは、違和感を感じたでしょうか。
感じたとしたら、どんなところでしょうか。各々が感じた違和感が、参入チャンス箇所だと思っていますので、ぜひ突き詰めてほしいです。

今回は僕が感じた違和感から考えたチャンスを書いていきます。

絶妙な間に入れるエンタメゲーマーの重要性

先程説明した、
・プロゲーマー(実演者)

・司会者(芸人さんなど)
の温度感の差が非常に乖離していると感じます。

この温度感の差を「埋める」人材の重要性があるのではないでしょうか。

プロゲーマーのようにゲームが上手いという事よりも、
芸人さんのように笑いが取れ、場の空気を読む事よりも、
その間を上手く繋げられる人。

プロゲーマーの凄さを芸人さんに伝え、芸人さんが笑いや盛り上がりに変える。
芸人さんの面白さを拾い、ゲームファンに向けたローカライズトークに変換する。
といったような、非ゲーマー層やライト層と、プロゲーマーの「翻訳者」のような存在。

これがうまく出来ている例があります。
日本テレビさんが放送している番組「eGG」。

生駒さんやDAIGOさんといった芸人さん、司会進行の佐藤梨那アナウンサー。
毎回登場するプロゲーマーの方たち。

それらの間を絶妙に取り持つのが、ゲームキャスターの岸大河さん。

プロゲーマーのやっている凄さをタレントさんに伝え、タレントさんが一般人にもわかるようなエンタメに落とし込む。

この絶妙な関係がeGGの実施している内容であり、番組の凄さ。
さすがマスメディア!と言いたくなる編集のわかりやすさも相まって、非ゲーマー層でも楽しめるだけでなく、ゲームを理解できる番組です。

このような関係性を作れる、岸大河さんのような立場の人が、eスポーツのイベントにも必要なのではないでしょうか。
いわゆるエンタメゲーマーとでも呼ぶのがいいでしょうか。

複雑な要素が必要で、難しいスキルを求められるかもしれませんが、非常に重要かと思います。


ということで、エンタメゲーマー集団を創りたいと思っています。
ご興味ある方は、Twitterもしくは、bosyuより連絡ください!


みなさまが思うeスポーツイベントから見える課題はどんなところでしょうか。
良ければ、Twitterなりで教えてください!

今回は、ここまで!

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