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0091 エドワード・ズウィック監督『ブラッド・ダイヤモンド』聖地巡礼

1998年1月1日(木)~3日(土)に南アフリカ西ケープ州ケープタウンと2004年1月2日(金)イングランドのロンドンでエドワード・ズイック監督の『ブラッド・ダイヤモンド』(Blood Diamond) の聖地巡礼をしてきました。

1999年内戦期のシエラレオネ。ダイヤの密輸に手を染めるローデシア(現ジンバブエ)出身の元傭兵ダニー・アーチャー(演:レオナルド・ディカプリオ)と貧しいながら幸せな生活を送る純朴な漁師ソロモン・バンディー(演:ジャイモン・フンスー)。交わるはずのなかった二人の人生が、運命に翻弄され始める。一人は隠された巨大なピンク・ダイヤを見つけ自由を手にするために。一人は愛する家族を救うため。それぞれの思惑を胸に抱いた男たちによって、アフリカの大地が震え始める。紛争ダイヤ=血塗られたダイヤモンド(blood diamond)密輸の実態を鋭く描き出した力作。
Blood diamond - Wikipedia
シエラレオネの内戦は同国の1991年~2002年まで起きた反政府勢力の革命統一戦線(RUF)と政府軍との交戦のことで、ダイヤモンドの鉱山の支配権をめぐって大規模な内戦に発展し7万5000人以上の死者を出しました。
Sierra Leone Civil War - Wikipedia
シエラレオネの歴史です。
1961年英連邦の一員として独立
1971年共和制
1978年一党独裁
1990年複数政党制
1992年統一革命戦線(RUF)の武装蜂起により内戦勃発
2000年政府とRUFで和平合意
2002年内戦終結
※2000年キンバリープロセス=紛争ダイヤモンドの取引を停止する方法を策定
約10年以上続いた内戦とHIVによる影響で、現在でも世界で3番目に平均寿命が短い国なんだそう。

実際の映画本篇の鑑賞は2007年4月9日(月)の丸の内ルーブル。上映中は順調に鑑賞できてたのですが、殆どラスト近くになって絶命寸前のディカプリオがジャーナリストのマディー・ボウエン(演:ジェニファー・コネリー)にイリジウムで電話をかけるところ。彼女はオープンエアのカフェで寛いでいるのですが…ここ見た事がある…というかここ泊ったことがある…(笑)。カットが切り替わると背景にケープタウンのテーブルマウンテンが写り込んで引っくり返りました…ラストでこれをやられると作品の印象が大きく変わってしまいます。
因みにテーブルマウンテンの聖地巡礼画像…1998年お正月段階では跳ね橋の右奥は更地でしたが、2006年には宿泊施設なのか?何かしらが建ってますね!

更に、ここの舞台はロンドンですよという場面でビッグ・ベンまで出てきます。いやいやご馳走様でした。

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©1998 2004 プッチー・ミンミン

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