どんな時も一緒に〜しあわせ刺しゅう時間16〜
こんにちは、ぷるるです。
刺しゅうの森をゆっくり散策するこのシリーズ。
前回は、『ぷるる』を刺しゅうしました。
さて今度こそ「Tシャツにオリジナル図案を刺しゅうして、外出する」プロジェクトの始動です!
ゴルフ練習時に、着用しています。
なので、図案はゴルフにちなみたい。
そして私は、イラストを刺しゅうするのが超好き。
ということで、
『ゴルフする動物イラスト』に、決定!
うーん、どの動物にしようかな。スケッチしながら考えることにしました。
なんと、向こうから訪ねてきてくれました!
という訳でモチーフは
おさるゴルファーで、決まり!!
いざ下絵に進みましょう。
小さい図案なので、ボリュームを出すため3匹にしました。
考えてみたら、私のゴルフ師匠は「プロゴルファー猿」です。
これは彼に導かれた、必然の図案なのかもしれません。
ではでは早速、テスト刺しゅう。
今回のモデルはニホンザルなんですけど、彼ら顔がとても赤いんですよね。
あと顔の周りにシルバーの毛がふかふかと。
迷いましたが顔の赤みはやめて肌色に。でもシルバー毛は取り入れることにしました。
完成イメージは、こんな感じ。
新しいステッチを入れたかったけど、まずはこの案でトライ。
というわけで最高に楽しいひととき。しあわせ刺しゅう時間の始まりです!
ところで・・・
私には花を育てるのがとても上手な知人(70代女性)がいます。
特に最高なのが牡丹と芍薬。彼女の庭を見るのは本当に楽しみ。
先日お会いした時、私は彼女に言いました。
「本当に花を育てるのが、お好きなんですね〜」
すると大先輩はこう言いました。
「まあ好きだけど、花の世話をしていると何も考えなくて済むでしょ。無になるっていうか。そこがいいんだろうね」
私はこれを聞いて、ああ〜、それすっごいわかる・・・と思ったのでした。
人生って、本当にいろいろあるじゃないですか。
雨の日ばかりじゃないけど、晴れの日ばかりでもない。
いい気になって浮かれたかと思えば、ささいな棘が抜けず頭がぐるぐるしたり。
そんな自分をニュートラルにする方法が、大先輩はお花で私は刺しゅうなのでしょうね。
いつも、どんな時も。
もちろん一番楽しいのは、穏やかな日の刺しゅうですよ!
初夏の日差しをうけつつ手を動かす時、私の心はもちろん・・・
正直、超トランス状態です。
もちろん表には出しませんけどね、大人ですから。
さて、そうこうしているうちに、おさるゴルファーが完成しました!
糸は毎度おなじみ1本取り。
これだけ小さいと『シルバー毛』を刺し分けるのは困難なので、やめました。
やっぱり刺してみないとわかんないな。テストして良かった〜!
あとは、どの位置に刺すかを決めるだけ。
ど真ん中に刺してみる?・・・年齢的にキツいか。
右下の端に小さく刺すなら、自然かもね。
あるいはバックなら、ガッツリ大きく刺しても・・・。
ああ本当に刺しゅうって、嫌な作業が一つもありませんね。
こんなに楽しくっていいんでしょうか?
いいんです!
今、脳内の博多華丸さんが、川平慈英さんのモノマネでサムズアップを。
こりゃあ幸先がいい!
安心しておさるゴルファーを刺していけそうです。
早く完成品をお見せできるよう、頑張りますよ〜。
*どうでもいいおまけ:糸の話*
刺しゅうを始めた頃すぐやめる可能性を考え、私はAmazonで安い大容量糸セットを購入しました。
コストパフォーマンスがとっても良い優れもの。ただ、微妙な色加減への対応は弱めでした。
なので最近は、主にDMC(フランスの刺繍糸メーカー)を使っています。
この間糸を買いに行き、あまりに幸せで倒れそうになりました。
我ながら安上がりですなあ〜。
棚を見ていたらワクワクしちゃって、ついつい写真を・・・。
そしたら皆さまにもシェアしたくなったんです。
本当にどうでもいい情報で申し訳ありません。
いつかこの糸を使いこなす・・・今の私の野望です!
*真にどうでもよいおまけ:ゴルフ師匠の話*
故藤子不二雄A先生の漫画「プロゴルファー猿」の主人公、猿谷猿丸。
彼が私のゴルフ師匠です。
ゴルフ師匠が二次元である点に、疑問を抱いた方もおいででしょう。
その理由は、こちらの記事に。
もちろん読まなくても何一つ支障はございません。
ございませんが、念の為。