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ローラー滑り台には気をつけろ!

こんにちは、ぷるるです。

私はこれまであまり写真を撮ってきませんでした。下手なんですよね。

noteで皆さまの美写真を見て、少しずつ撮るようになりましたが、まだまだ在庫が少ないので、夫の写真をちょこちょこ拝借しています。

先日もnoteのため夫の写真フォルダを探っていたところ、辛い写真を見つけてしまいました。そして同時に

あの、強い痛みがよみがえりました・・・・


そう、ある冬の日に私はかなり痛い思いをしたのであります。


私は、いわゆる『いい歳をした大人』ですが、未だに穴があったら指を入れずにおれないタイプです。

お面があったら当然かぶり・・・


動かずにはいられない(金田一耕助系の怪人をイメージしております)。


トラックがあればハンドルを握り(モーターサイクルショーにて、子供に混じり乗車)


滑り台は必ず滑る。


もちろん人目がない事を確認しての行動ですよ。ええ、大人ですから。

こういう傾向は年と共に治ると思っていましたが、どうやら違うようですね。


さて、数年前の冬のこと。私と夫は県内のとある公園へ出かけました。
緑が多く広々として実に気持ちの良い場所なので、時々散歩に行くんです。

この時はまず、朝日を拝みました。


いったん近くのファミレスで朝食をとり、再び公園へ。

日が昇っても冬の早朝ですから、人はほとんどいません。
私たちは肌を刺す冷たい空気を楽しみながら、広い公園内をぶらぶらと歩き回りました。そしてくだらない話に興じるうち、私はふと思い出したのです。

この公園には・・・

長めのローラー滑り台があることを!!!



ローラー滑り台ノ図(写真ACさんより)


以前から気になってはいたんです。
でもこれまでは子どもたちがいつも遊んでいたので、私は遠くから眺めるにとどめたのでした。

しかし今、いるのは空を舞うカラスのみ。

ここで滑らず、いつ滑るのか!


私は夫を置き去りにして、滑り台へと駆け出しました。

その心を絵にすれば、こんな感じ。


階段を登りスタート地点に腰を下ろす。そして両腕で思い切り勢いをつけ、前へ。
転がり出すローラー、動き出す私!

そして口からは放たれたのは、

イダダッ!イダッ!イッダーーーーーイッ!!!!!!


・・・という大音量の叫び声でありました。

このコロコロが、悪夢をもたらした(写真ACさんより)。


お尻から太もも、足首にまで走る激痛と尋常じゃない振動!!!

ローラー滑り台ってこんなだっけ??
死ぬ、ほんと死んじゃう。


でも滑り出したら止められない、止まらない!!!

せめて足からは痛みを逃そうとした。


無駄だった。


地獄とはこのこと。



這うようにして滑り台を降りた姿は、とても人様にお見せできません。
生まれたての子羊より弱々しい内股でしたから。
この時夫は大笑いしていたのですが、まさか写真にまで収めていたとは。

フォルダを閉じながら、夫にこのお礼をせねばと固く心に誓いました。


ちなみに滑り台の全体は、このような感じです。
この記事のためにわざわざ出かけ、自ら写真を撮りました。

伝わりますか?スタート時点に結構な角度があることが。
私は中腹でリタイアしたのに、子どもたちは最後まで滑っていた。

なぜ子どもたちは平気なのか・・・痛みは感じないのだろうか。
だがそんな事を聞いて回れる訳もなく。

しかし、帰り道で写真を見返した時、私はある事実に気づきました。

なんと!!!!!


あの痛みは、ルールを守らない私への罰だったのです。
当然の帰結・・・滑り台が壊れなかった点に感謝をすべきでした。

「そろそろ人生傾向を改めよ!」という天からのメッセージかもしれません。
私はこれを真剣に受け止めるべきでしょう。

最後に、敬愛する画家パブロ・ピカソ氏の言葉で締めくくりたいと思います。


『Youth has no age.(若さには年齢が無い)』





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