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#コンテンツ会議

電子書籍には「期待」がない(追記あり)

電子書籍には「期待」がない(追記あり)

いつかここで電子書籍について書こうと思っていたら、下記の記事で言葉にしたいことの半分くらいをまとめてくれていた。だから今回はこの内容で。

作者さんを応援するにはリアル書店での購入がおすすめな理由
/その一冊が複数冊をつれてくるhttp://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-779.html

私が言いたかったのは、この記事でマタイ効果として紹介されて

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大人のかっこいいあいさつ

大人のかっこいいあいさつ

あいさつが苦手だ。

原因はわかっている。オタクなひとたちは共感してくれると思うのだけれど、情報を交換する以外に会話の必要性がよくわからないのだ。だから、あんまりやらないし、そして、やらないとうまくならない。

とくにパーティーはつらい。初めて顔を合わせたひとにあいさつをして、なんとなく話を広げるのはとてもむずかしい。たまに、やるべきだよなと思って出かけてみるが、すぐに「ポツーン」って感じになるの

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いじわる、覚悟、愛嬌――『永い言い訳』と西川美和さん

いじわる、覚悟、愛嬌――『永い言い訳』と西川美和さん

ということで、本日より、コルクの佐渡島さんとの共同運営マガジン「コルク佐渡島、note加藤のコンテンツ会議」をはじめます。佐渡島さんの投稿とあわせてご覧ください。企画の趣旨に興味があるかたは、こことここに。

記念すべき初回の、ぼくの紹介コンテンツは、西川美和さんの『永い言い訳』です。

試写で観た人からすごくいいと聞いていたので、公開日に観たら、ほんとうにほんとうによかった。

内容をひとことで

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コンテンツは、なくても死なない。

コンテンツは、なくても死なない。

12月8日に、会社が設立5周年を迎えた。

ピースオブケイクの社是は、「世界をもっとおもしろくする」というものだ。これには実は、裏の意味があって、ネットの状況がこのままだと、おもしろいものがどんどん減ってしまうのではないか、という懸念がある。

インターネットメディアの最大の課題は収益性だ。

これまで、日本のコンテンツ業界が盛り上がってきたのは、およそ100年前にはじまった「出版」というビジネス

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