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過去の恋愛を振り返る

それほど恋愛経験は多くない。

中学高校はずっと先生に憧れて大満足していたし、ドラマや漫画で気持ちは満たされていた。

高校まではなんとなく男性が苦手だったので、告白されても断っていた。仲良くなっていい雰囲気だった人(実質恋人)もいるが、告白されて付き合って…ということはなかった。

いざ始めてちゃんとしたお付き合いをしたのは大学生になってからだったし、私は「お付き合い」=「将来を考える」というお堅い考えだったため、遊びの恋愛というものがわからない。

最初の失敗

それにしても、私は不誠実だった。
無知とは恐ろしいものだ。

大学生活が思いの外たのしくて、舞い上がっていたこともある。先輩マジックもあっただろう。

いずれにせよ、大学の新入生を先輩がかっさらうというのはよくある話で、私ももれなくそのパターンだった。

先輩から告白されるというのはそれだけでステータスのように思えたし、好意を伝えられて嬉しくないわけがない。私も好きだと思ったのだ。その時は。結果として2年間お付き合いした。

彼は優しかったが、どうにも女性の扱いに不慣れだったように思う。デートでの失敗が多かった思い出しかない。(もちろん私の責任でもある)

彼の就職を機に遠距離恋愛になったことで気持ちが離れ、お別れした。

私はただ寂しかっただけなのだ。

そばにいてくれる人が好きだっただけで、彼である必要がなかった。

そんなことにも気づかなかった私が本当に子どもだった。申し訳ないことをしたと思っている。

人の気持ちは変わると知る

4年間付き合った恋人がいた。
そもそもが間違いだったと、今では思う。

知り合った当初、彼には恋人がいて、私が略奪したのだ。

略奪といっても、私からそうしたわけではない。私がもともと各方面にちょっかいを出していたのが悪いとは思っている。しかし、恋愛対象として近づいてきたのは彼だ。

押しに弱い私は、熱烈なアプローチに弱い。

「結婚しよう」
「こんな思いは初めて」

そんな台詞を簡単に信じ、ついていく。きっと、彼もその時は本当にそう思っていたはずだ。これが愛だと、信じた相手。

彼はなんだかんだと忙しい人だったので、合間を縫って会いにきてくれるその行動が愛だと勘違いした節もある。

時間を作ってくれるならいいが、空いた時間にくるのはただ都合がいいからだ。
そのことに気づかなかった私は未熟でバカだったのだが、今やどうでもよいことだ。いい学びになった。

最終的には、「結婚しよう」という言葉はいったいどこへ行ったのか、彼は「独身貴族になる」と発言するようになった。なので、サヨナラした。

馬鹿みたいな4年間を過ごしたわけだが、その結果として今があるのだから、すべての過去に感謝するしかないだろう。

言葉を信じられなくなる

実は、似たような過ちをもうひとつしている。

私はどうにも人の言葉をすぐに信用する。

「結婚しよう」
「いてくれるだけでいいよ」

そうした甘い言葉をただ信じる。彼らのこうした似たような発言はいわゆる口説き文句というやつなのだろうか?

3ヶ月ほどでサヨナラした恋人がいたが、何かと言ったことを忘れる人だった。

言葉を大切にする私は(根に持つとも言う)、なかなかしつこく「あの時こう言ったよね」「約束したよね」と迫っていた。

それを面倒だと思って付き合いをやめてしまう人であれば、結構。別れて正解だった。

とはいえ、それらの経験から、「言葉を嘘にしない誠実さ」を求めるようになった。こうして理想が高くなっていくのだなと感じる。

条件では選べない

結局のところ、お付き合いしてきた人は私の好みではなかったように思う。

友人と話す分には、「将来性が〜」「身長は〜」「性格は〜」といくらも条件を語るが、恋人がそれに嵌るとは限らない。

好きになった人がすべて。

あとから傾向を分析することができても、きっと好きになる瞬間にはそんなもの頭の片隅にもないはずだ。

理屈ではなく好きになる、それが運命なのだろう。

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