見出し画像

Accidentallyなデジタルデトックス、良き📱

やっと春模様が安定してきた最近。
今日は昨日雨が降ったおかげでいつも以上に綺麗な青空。

そよ風も心地いいから、今日の日中の予定はお散歩一択で決定。
11時前にお家出発。

お昼は公園で食べようと、サンドイッチもバッグに入れて、意気揚々とお家を出て10分ほど歩いたところで、道沿いの木々がとても鮮やかに見えて写真を撮りたくなった。

バッグに手を伸ばし、スマホさんを手に取ろうとすると、ない。
私の手には少し大きすぎるほどの存在感のあのスマホさんが、いない。

うっかりお家に忘れてきたようだ。

取りに帰るにはちょっと億劫な距離だったので、
「写真日和で残念だけど、電子機器ない代わりに五感でこの街を楽しもう!」
そうすぐに気分を入れ替えた。

川辺のベンチでサンドイッチを食べていると、味覚がいつも以上に研ぎ澄まされているように感じた。
一口一口を大事に噛み締め、ふと周りの音に耳を澄ませると、鳥さんの鳴き声や木々が揺れ、近くの遊具で遊ぶ子供達の声… とても平和な空間でランチを味わった。

食後のお茶が飲みたくなって、行ってみたかったカフェに行く。シティ内は道が単純なので、迷わず到着。
テラス席で飲んだ緑茶、美味しかったー。

お茶を飲みながら、2ヶ月前に行ったお洒落なお買い物エリア The Tannery に行きたくなって、記憶を頼りに行ってみることにした。
万が一迷っても、バス停さえ見つかれば家方面には帰れるし、と楽観的に徒歩旅スタート👣

きっと5km以上の道のり。
以前行った時はバスを使ったので、バスからの景色を思い出しながら、自身の方向感覚を信じながらどんどん進む。

「最寄りのバス停ちょっと遠かったし、ここで曲がれば近道になるはず…」
そう思い大通りから住宅街に入ってみた。

平日の日中ということもあり、とても静か。
住宅街を出ると大きな公園に出た。
運河沿いの広い公園。
美しさに癒されながらも、歩けど歩けど全然到着する気配がない。
近いとこまで来ているはずなのに…

暑すぎず寒すぎずのお天気が幸をそうして、迷子になっても不安はなかったけども、カフェから出発して1時間以上は歩いていただろう。
そろそろゆっくり座って休憩したいなーと思いながら歩いていたら、バスが通る大通りにまた出ていた。

その通りに出て気づいた、目的地まであと15分ほどの距離にいることに。
あと少し頑張って歩いても良かったが、もう今日は十分すぎるぐらい歩いた気がして、そのままシティ行きのバスに乗ることにした。

バスに乗ると10分ちょっとぐらいであっという間にきた道を戻ってきた。
バスターミナルで時計見てびっくり、もう14時過ぎじゃないか。
さまよいながら歩いてたら、こんなにも時間が経っていた。

この数時間の間、別に何を考える訳でもなく、ただただ感じるままに「あっちかな?こっちかな?」と足を進めていた。
目に映る街並み・木々・鳥さんや猫さん、それらから聞こえる音、通り沿いと公園で変わる臭い、肌に感じる日光の暖かさやそよ風のひんやり。
そんな感覚をただただ感じながら歩いた。

なんだか瞑想に近い感覚。

スマホさんがいたら、癒しの瞬間を写真に撮ったり、行きたい場所への最短ルートを調べたり、感じたことをすぐその場で世に共有にできるけど、
いないならいないで、とても心がスッキリする時間になった。

思えば、こちらに来る前に沖縄で島暮らしてた時に、デジタルデトックスしようと思いつつ結局できなかったのだけど、
「電子機器から離れるぞー!」って強い意志を持ってやらずとも、今日みたいに、
「あっスマホ忘れちゃった。まっいっか(´∀`*)」ってゆるーく1日の内の数時間でも離れると、普段鈍ってる感覚が復活したり、するかもね。

にゃーんてことを、帰宅してすぐ書きたくなって、すぐ電子機器開いた私です。←

本日のデジタルデトックス:4時間半

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?