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居続けてくれてありがとう

また推しの話。

ビッグになることやテレビに出るような活躍を望むのではなく、ただただそのまま続いてくれることを願う気持ちがどこかにある。
「ファンの皆さんに恩返しがしたい」とよく言ってくれるけど、そんなの君たちが楽しく活動を続けてくれること以外に何も望まないよ、と思う節が割とある。

ファンの人みんながみんなそういう訳じゃないと思うし、私だってそう思う反面「でもグッズは欲しい…」とか「でもライブとか生放送はやってほしい………」とも同時に思っているわけで。あれこれ+αを求める気持ちもそりゃあある。でもそれ以前に、彼らが「そこ」に居てくれないと私たちは何にもしようがなくて取り残されてしまうわけで、だから「推しに求めるものは何か?」と言われたら「毎日温かいご飯と充分な睡眠を取ってください」しか言えない。

飽き性な私だから、一度は全身を預ける勢いで熱中したコンテンツでも大抵数ヶ月が経つ頃には次の没頭先を見つけている。それでも好きの気持ちは変わらなくて(コレクションが増えていくイメージ)一度ハマったものは基本的にずっと好きなままだから、またさらに時間が経つと今度は同じところに帰ってきたりすることもあって。
「最近はこんなこともしてるんだ」って、何の気なしに最新の動画を開いてみたりして、熱中していた頃を思い出したりする。

そんなときに、私はすごく安心する。
好きだったし、自分の支えにしていた人達が変わらず同じ場所で、同じ様に活動を続けてくれていることにひどくほっとする。帰る場所があるみたいな安心感がある。もっと言うなら、待ってて貰えたような気にすらなる。厚かましいけれど。

推しを拠り所にすることって本当はこわいことだと私は思っているけれど、そうしてしまう、せざるを得ないときも絶対にあるって思っていて。
だからそのことを自覚していてくれてもくれていなくても、事実として推しが私たちの居場所としてそこに立ち続けてくれることにきっとすごく安心するんだと思う。あっという間に時間が過ぎて自分自身も色んなことが変わっていっても、推しはそこに居てくれる。そう私たちが勝手に思い込んでるだけだとしても、それに救われていることに変わりはなくて。だから、感謝。それに尽きる。

推しは最高だし、推しに生かされてる。
でもそのことが互いに負担になるとハッピーじゃないから、そこんとこ難しいなって思う。
負担にならないオタクでいたいよね。

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