FA延々見ちゃうオタク

Twitterでの呟きみたいなタイトル。
最近これで時間を忘れてしまうことが多い故。

「ぴ から始まる時間のかかるもの」という問に対する「pixiv閲覧」という回答がふわっと思い出される。そのやり取りを見た時はあまり理解が出来なかったけれど今ならわかる。pixivでタグで見て回っているときの時間の溶け方はえげつない。
色んな人の気持ちのこもったFA（ファンアート）、中でも自分と解釈の近い作品と巡り会えた時の多幸感は癖になる。だから延々見ちゃうんだなー。

なんか今日はオタクトークしたい気分。

最近応援している人が新しくグッズを出すそうで、オンライン受注生産ではなく全国の店舗に並ぶと言うから驚いた。買うかどうかは置いておいて並んでるところを見に行きたい。でもオタクがそうやって言う時って大抵買うんだよな。お金あんまり持たないでいこう。

グッズのラインナップに靴下があって、
「あ〜〜〜タオルと靴下は気にせず普段使い出来るから脳直で買うよね！！」とか言って一人で唸る。超絶主観だけれど私と同じようにグッズ選びにおいて普段使い出来るかどうかを重視するタイプはグッズの中に「靴下」があったら絶対買うと思う。もちろんデザインにもよるんだけれど、ポーチとか巾着とかと比べて「靴下」って多少突飛なデザインでも許される気がする。周りからあんまり見えないし、家の中でも使うし。普段私がスニーカーばかり履いているからそう思うだけかもしれないけど。
「こんなん誰が買うんだろう」と私が思うようなグッズも、私と全然生活が違う人が脳直で買ったりするんだろうな。そういう人は「靴下なんて誰が買うんだろう」って思っているのかも。

ライブの会場で物販に並んでいた時間が懐かしい。どうしても買いたいものがあると早く行って並んだりするの、しかも前日の夜は準備でほとんど寝られていない中で。会う約束してるフォロワーさんに渡すプレゼントとか、プレゼントBOXに入れるお手紙とか準備したり、12時過ぎてからネイル塗り始めたり。
それでぼけぼけした頭でみんなで朝ごはん食べながら列に並んで、自分の番が近付くと欲しいものが「売り切れ」のカードを貼られていないかどきどきしてちょっと背伸びして見ちゃったりとか、缶バッジのガチャガチャを回すのにお札を崩しにコンビニでお菓子を買ってみんなで分けたりとか。その間もずっとはしゃいでいるの、すごく楽しくて。今では遠い時間すぎて懐かしい。

それまで徐々に変わりつつだったオタクの推し方も情勢に押されて一気に変わった。
リアルでは会えない中でSNSを開設したりYouTubeとかOPENRECを始めてくれる推しも増えた。私の推しも憧れだったというゲーム実況を始めて、私の別の推しと「何の奇跡？」と叫びたくなるようなコラボレーションを日々見せてくれていたりする。

失った楽しみの代わりに新しい楽しみが増えて、推しが私の生活を彩ってくれているのは何ら変わりのない事実で。
だから「我慢の時期」じゃなくて「変化の時期」なんだって私は思う。いずれ変わるはずだった姿がいまで、その時がちょっと素早く来過ぎただけで。
悪くない、だから楽しまなきゃ勿体ない。
推しは最高。それが全て。