見出し画像

【奥日光・体験記】真冬にガイドさんオススメの、戦場ヶ原のコースを散策してみた!

こんにちは、ユウトです!
今回は(2022年)12月11日に真冬の戦場ヶ原を散策してきたので、その様子をお伝えします。

私たちは戦場ヶ原に行くにあたり、疑問がありました。
それは「冬の戦場ヶ原って歩けるの?楽しめるの?」ということ。
それを検証するために、私たちが実際に散策してきました!

戦場ヶ原って何?

そもそも「戦場ヶ原」とは一体なにかご存知でしょうか。
戦場ヶ原は、日光国立公園内にある、大きさが400ヘクタール(東京ドームおよそ87個分)の広大な湿原地帯のことです。

9月の戦場ヶ原の様子。後ろに見える山は男体山。


戦場というとなにか物騒なことを連想させる言葉ですが、その言葉の由来は、神話にあるそうです。
むかしむかし中禅寺湖をめぐり、男体山の神と今の群馬県にある赤城山の神との間でここで争いが起こったそうです。そのような伝説から戦場ヶ原という名称で親しまれています。
(ちなみに、男体山の神さまはヘビをひきつれ、赤木山の神さまは、ムカデを引き連れていたそうですよ。)

また、湿原を取替囲むようにして木道が整備されているため、ハイキングをしたことがない初心者の方にも、オススメのコースとなっています。

戦場ヶ原に整備されている木道の様子

いざ散策!

いざ散策!!

戦場ヶ原には、観光スポットや歩きたい時間に応じたさまざまなコースがあります。その中で今回は、湯元にある湯元ビジターセンターのガイドさんにオススメいただいていた、赤沼駐車場をスタートし、戦場ヶ原を抜け湯滝まで歩くコースを散策してみることにしました。

↓今回散策したコースです。

今回のハイキングコース(赤沼駐車~湯滝)

そして実際に歩いてみて、4つの見所があったので、その4つに分けてご紹介します。

  1. 赤沼駐車場

  2. 戦場ヶ原

  3. 泉門池

  4. 湯滝

1.赤沼駐車場

赤沼駐車場からスタートした時の様子

この日の天気は、雲一つない快晴。雪も前日までに降った雪が積もっており、すでに紅葉の頃とは違う雰囲気です。
しかし、気温は4度。想定はしていましたが、めちゃくちゃ寒かったです。
(奥日光は、いろは坂を越えた山の上にあるため、栃木県内でも気温が低くなっています。)

!注意
このコース内では、トイレはここしかないので、同じコースを巡られる方は、トイレに行かれることをオススメします。

2.戦場ヶ原

展望デッキから見た戦場ヶ原。奥に見えるのは日光連山。
白樺と大真名子山

そして赤沼を出発して整備された木道をしばらく歩いて見えてきたのが、展望デッキからの眺め。
真っ白な世界に包まれながら見る男体山は、最高の一言。車の音などの人工の音が全くせず、大自然の中に取り残されたかのようでした。

また、寒さは歩きだしたため最初ほどは気にならなくなり、アウターを脱いで歩いていました。

3.泉門池

泉門池近くのベンチ

1時間30分ぐらい歩くと見えてくるのが、泉門池の近くにあるベンチ。休憩場所として使用しました。
また、魔法瓶に入れたお湯と紙コップとお好みのお湯で溶ける粉末(コーンスープの粉)を準備しておけば、即席で温かい飲み物を飲むことができて、オススメです。

4.湯滝

湯滝

そして、今回のゴールであった湯滝。ここまではおよそ2時間で来ることができました。
湯滝は、華厳の滝、竜頭の滝と並んだ奥日光三大名瀑の一つとして知られ、実際季節を問わずして圧巻でした。
またここは、駐車場が近くにあるため(但し冬期は閉鎖)、車で来ることもできるのですが、歩いてくると、ここまで来たんだという達成感を味わうことができました。

まとめ

いかがだったでしょうか。実際に歩いてみて感じたことは、

「冬もめちゃくちゃ楽しい!」ということ。

秋に比べると見劣りしてしまうのかと思いましたが、そのようなことはなく、冬だからこその大自然を満喫することができました。

!但し真冬なので、やはり服装や天候には注意が必要とは思います。しっかりと事前準備をして望んでいってください。
!駐車場は冬期封鎖されているため、冬期は公共交通機関でのみのアクセスとなります。

基本情報

住所:〒321-1661 栃木県日光市中宮祠
アクセス:戦場ヶ原展望台
JR日光駅または東武日光駅より東武バス湯元温泉行き乗車約65分、「三本松」バス停下車徒歩1分
※ハイキングの場合は手前の「赤沼」バス停下車

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?