私が訪問リハビリを好きな理由
身体を動かすことが不自由で、家庭での生活に困ってる人のお家に行って一緒にリハビリテーションすること。
これが私の仕事です。
理学療法士(りがくりょうほうし)という国家資格を持っています。
身体が不自由な理由は、病気の後遺症だったり、怪我だったり、老化だったり、いろいろ。
普通は、病院のリハビリ室で働く理学療法士が多いけど、
最近では病院以外の場所や、家に居ながらにして医療保険や介護保険を使ってリハビリが受けれる制度が充実してきています。
そのうちの一つが
「訪問リハビリテーション」
実際の生活場面でのお困りごとをその場で解決できるから、より具体的な目標に向かって一緒に頑張れるところが好き。
例えば、100メートル先のコンビニに買い物に行きたい。
ってなったときに
歩行練習だけで解決しないことも多々あるのね。
そもそも対象が高齢者だったり、進行性の病気だったりすると機能的な回復は見込めないことも当たり前。
歩行器使うといいんじゃない?とか
家族に手伝ってもらおうよ。とか
ヘルパー導入したら?とか
なんとかかんとか、あの手この手で
周りの人を巻き込みながら生活を充実したものにしていくのが楽しい。
あ、もちろん体ほぐして運動して生活動作練習してっていういわゆる「リハビリ」的なこともやりますよ。
でもね、夫婦仲や家族の関係性とか、経済的理由とかでうまくいかないことも
いーーーーーーーーーっぱい
ある。
そんな人間ドラマの中で、みんな心に折り合いつけて、「死にたい」なんて言いながらも生きようとしてる人たちを、
私の ・知恵・経験・知識・技術 で
サポート出来たら最高やなって思うわけです。
せっかく生きてるんだもん。
ちょっとでも、楽しくて、生きがいがあって、誰かの役に立てる生き方をしてほしいんだよね。
そんな理由で、かれこれ13年ぐらいこの仕事を続けてます。
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