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ガール・アフレイド/自分の中の女性性と男性性

Girl Afraid - The Smiths

Girl afraid
少女は恐れている
Where do his intentions lay ?
彼の意図はどこにあるのか?
Or does he even have any ?
それとも何も考えていないのか?
She says :
彼女は言う
"He never really looks at me
「彼は決して私を見ない
I give him every opportunity
彼にあらゆる機会を与えているのに
In the room downstairs
階下の部屋で
He sat and stared
彼は座って見つめていた
In the room downstairs
階下の部屋で
He sat and stared
彼は座って見つめていた
I'll never make that mistake again !"
二度と同じ過ちは犯さない!」

I'll never make that mistake again
二度と同じ過ちは犯さない
I'll never make that mistake again
二度と同じ過ちは犯さない

Boy afraid
少年は恐れている
Prudence never pays
慎重にやっていては割に合わない
And everything she wants costs money
そして彼女が望むものは全てお金がかかる
"But she doesn't even like me !
「でも彼女は僕のことを好きでさえない!
And I know because she said so
だって彼女がそう言ったのだから
In the room downstairs
階下の部屋で
She sat and stared
彼女は座って見つめていた
In the room downstairs
階下の部屋で
She sat and stared
彼女は座って見つめていた
I'll never make that mistake again !"
二度と同じ過ちは犯さない!」

ソングライター: Steven Morrissey / Johnny Marr
Girl Afraid 歌詞 © Warner Chappell Music, Inc, Universal Music Publishing Group

★★★

ザ・スミスのこの曲は女性性、男性性の事を歌っているのだと思う。

女性性、男性性とはいわゆる女らしさ、男らしさとは全く別のもので、すべての人の中にある。男性でも女性性を持っているし、女性でも男性性を持っている。

女性性は直感、感情、感性の部分で男性性は思考、計画、行動の部分。つまり女性性は潜在意識(スピリット)で男性性は顕在意識(マインド)を司る。

たとえば「旅行に行きたい」と思うのは女性性で、具体的に計画を立てたりチケットの手配なんかをするのは男性性。

男性性と女性性の統合を別の言い方にすると、「自分と調和する」ということ。自分と調和できている人は、自分だけでなく、全てのものと繋がっているように感じ、宇宙や、パートナーや、世間、社会から大切にされ、「今」に幸せを感じられる。

逆に女性性と男性性が分離していると全てのものとも分離しているように感じて、孤独感やさみしさを感じるようになる。

この歌の「少女(女性性)」は「あらゆる機会を与えている」、つまり色々なアイディアや欲求を出しているのに「彼(男性性)」は それらを汲み取って行動に出ることをしてくれない。

また「少年(男性性)」は「彼女(女性性)」を否定している。ひらめき(直感)があっても様々な理由をつけて、自分の欲求をなかったことにする。心の声を無視し、行動に移さない。

女性性が「疲れた、休みたい」と思っても男性性がそれを無視して働き続けてしまうとさらに疲労が進み、挙句体調を崩してしまったり病気になってしまう。無視された女性性は傷つく。

「階下の部屋で彼(彼女)は座って見つめていた」
「二度と同じ過ちは犯さない」、これは統合の場面なのだと思う。

女性性が「疲れた、休みたい」と思った時点で十分な休息を取ることができれば回復し、ハッピーになれる。

「階下の部屋」というのは下半身のチャクラのことだと思う。男性性、女性性を解放するには第1チャクラ、第2チャクラが重要らしい。

今自分が感じている感情や欲求を汲み取って答えてあげることをして過ごしていると幸福感が増し、毎日が楽しくなる。

女性性と男性性とは実際の恋人や夫婦関係のようなものだと思う。お互いが思いやって連携がとれていれば女性性のひらめき(直感)を男性性がうまい具合に行動に移してくれて円満な関係が築ける=幸せになれる。

これからは女性性の時代と言われている。今までは頑張れば頑張るほど評価され、やりたいことだけやっていると我儘だとか怠慢だと批判されるような男性性優位の世の中だった。でもそんな時代はもう終わりみたいだ。これからは自分らしく自然体で生きていく時代になっていくのだろう。

以前のわたしは家族や周囲を優先して我慢したり自分の欲求を蔑ろにしていた。でもそれって自分を大切に扱っていないということ、自分を傷つけていた事に気がつかなかった。それでどんどん苦しくなってしまった。本当はいちばん大事にしなければいけないのは自分自身なのに。

もう同じ過ちは犯したくない。ずっと自分の心地よさを大切にして、やりたい事をして生きていけたら素敵、だよね。



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