見出し画像

チャッピーとジンくんさん

こちらが晩年のチャッピー。ジンくんさんの先代イッヌである。

画像1

登録名称はチャピ丸なんだが、我が家で飼うイッヌは初代フジ丸より「丸」が付く。その伝統でチャピ丸なんだけど常時チャッピーって呼んでたから意味ねぇなと。

実は今の家建てる時、チャッピーが過ごしやすい様にと間取りを考えてたりする。設計段階で居間にゲージのスペース用意してたり、テレビを壁掛けにしたのも居間で遊ぶスペースを広く取る為だ。玄関から風呂場へ続く廊下も雨の日にボール遊びできる様にそうした。老母の最晩年の為にリビングに続く和室をもうちょっと過ごしやすくする案もあったんだが、当時一番死が近かったチャッピー(13歳)優先にしてしもた。

そんなんしてたものだから、新居完成前にチャッピーが急逝した時は私も当然がっつりとがっかりした。仮住まい借りる時も犬いて大丈夫か尋ねたし。家族みんなが住みやすい家を目指してたのにな……老母のガッカリ度は半端なかった。悲しみを紛らわせる為に新居の外装とか考えさせたら鬱っぽくなるし、ほっとくと引きこもるし、階段登るのが嫌だから買い物にも行かないし。どーぉすりゃいいのさぁタコの褌〜ぃ♪(マジでお手上げ)

で、チャッピーの喪が明ける前に来たのが神(じん)くんさんである。喪だの何だの言ってる場合か。イッヌがおらんとウチのかーちゃん外に出ねぇ!(これがホント正直な話)

画像2

タイムスタンプ見ると1/4だから、我が家来て3日目の朝だな。前日箱根駅伝復路をジンくんさんを膝に乗せて見てたらこれが定位置になった。この頃は片手でお腹をすっぽり抱える事が出来るミニチュアらしいサイズだったのだが、前のチャッピーが生まれつき内臓の遺伝疾患により固形物の咀嚼に難があって「食が細かった」のと、昭和22年生まれの母の「もりもり食べさせるは正義」が悪魔合体した結果、

チャッピーの代わりにモリモリ食べて☆

ドクトリンが生まれてしまい、今やジンくんさんは通常のミニチュアダックスフントの1.5倍の体重を誇る恵体となっている。(半年過ぎた辺りから「デカくなり過ぎてないか?」の疑義が出た。ワイから。犬とのサイズ差を考慮せず母目線でエサ量を測った結果、どんぶり飯相当を常食させてた模様。更におやつ&おやつ)
他の標準的な個体と比較すると明らかに骨格レベルで肩幅と腰回りがデカい。やきう選手みたいなフィジカルエリートである。

画像3

新居に入った頃(その年の春)はまだ細かったのに。
あと、飼い犬は飼い主に似るとかいうが、我が家の歴代犬はいずれもノーズが長い犬種を選びつつ「鼻が短めで童顔に見える子」を選び、皆垂れ目気味である。家族全員の嗜好としてそんな傾向があるんだろう。偶に他家のダックス見ると「鼻が長くて外人さんみたーい」と驚かされる。
更に教育がそうさせるのか「犬付き合いが良い」子になる。多分これは親父様の「犬は犬で人間では無い。犬として接しろ」という遺訓が生きてる。

身体がフィジカルエリートサイズになっても三つ子の魂がなんとやらで「今でも彼の定位置は私のあぐらを組んだ脚の間」になっている。居間のテーブルに座るとすぐに老母の椅子に飛び乗り、まるでネコの様にヒトの脚の上に乗り移ってくる。サイズ何倍にもなってるのに、今でも。長時間乗せてると股関節が痛くなるのが目下の課題だ。


なお、老母案ではながーい横文字の名前…ヴィルヘルムだのマクロードだのを予定してて、更に伝統の「丸」を付けるつもりだったらしい。ワイも流石に慌てた。そこでジンくんさん連れて来る決定打となった箱根駅伝で、青学の久保田が快走して「山の神」が連呼されてるシーンから

「神の一文字でジンと読む」


をゴリ押しした。アレクサンドリア丸とかの名前にしても、絶対アレックスとかアレちゃんになるやんけ。呼びやすい名前が一番だ。(躾の時にビシッと怒る際、正式名でガツンとやらんと効かないのね。アレクサンドリアなんて名前にしたら当人も「ぼかぁアレックスでないの?」で困るし、正直あんまり長い名前はお勧めできない)

なお、昨年亡くなった近所のじーちゃんはジンと発音するのが難しかったのか、彼を「じゅん」と呼んでいた。

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!