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金があるなら大学は私立に行った方がいいかも?

今回はちょっとだけ書きます。 これまで「東大・京大は実は大したことない」みたいな内容の記事を書きましたが、では、どこに行くのがいいのか? いくつかの大学を調べて分かったのは、金があるなら私立がいいらしいということです。 私立の方がサービスがいいし、入学もしやすい場合があります。 国立は学生を客だと思ってなくてぞんざいに扱うところがあるのに対して、私立の方が学生を客として認識してしっかり期待に応える努力をしているように見えます。 二つだけ例を出します。 ①慶應SFC ・

    • 偏差値マインドが隠す「入学しやすい」という価値

      「入学し易い方が入学し難いよりも良い」という当たり前のことが、偏差値マインド(大学の優劣を偏差値で判断する精神)によって高校生には見えにくくなっているようです。 1例え話から始めます。あるサービス(例えば散髪)を受けることができる次の二つの店があったとします。 店A: ・料金 1,000円 ・待ち時間なし ・申し込めば必ず受けられる 店B: ・料金 10,000円 ・2時間待ち ・抽選があり、60%くらいの人は落選する サービス内容に差は無いとします。どっちがいいです

      • "東大京大"、どっちも過大評価説

        東大論京大は最近ボロボロとメッキが剥がれて来ましたが、東大も調べてみるとあんまいい大学ではなさそうです。 前の記事でも書きましたが、最初の2年は一般教養みたいな勉強で、専門科目は2年しか勉強できません。これは、学べる専門が浅いということに加えて、優秀な学生や意欲的な学生の勢いを削ぐことでもあります。「飛び級」の反対で2年間「待て」をする意味とは。 しかも、一般教養は成績で競争させられ、順位によっては希望の学部に進むことができません。 ここまで客に損をさせるサービス業は珍

        • 文系学部とかいう怪異

          文系について調べたらおかしかった。 謎1: 入試の科目が専門と関係ない 法・政・経とかの学部を目指す受験生が、二次試験で「公共、政治・経済」ではなく、なぜか日本史・世界史を受験させられる。 それらは弁護士や公認会計士の勉強や社会に出てからの業務にほぼ関係ない。 謎2: 大学が役に立ってない 司法試験とか公認会計士試験に合格するためには、大学のカリキュラムでは不十分であり、大学に行きながら同時に予備校にも行く学生が多数。 謎3: サービスの提供が遅い これは文系と

        金があるなら大学は私立に行った方がいいかも?