終わりが来た日
腰掛けOLになったわたしは
適当に仕事しながら夜8時になったら退勤する
という毎日を繰り返していたの。
古い会社だから
やっぱり怖ーいお局さんも結構いたし
私の指導係も厳しい人だったから
次第に私のことを
「こいつやべえ」
って思っていったと思う。
そしてそれをヒシヒシと感じた。
そんでもって
同期との差がどんどん開いていった。
基本的に同期の女の子たちは
みんな良妻賢母で学歴もあって、みたいな
エリートサラリーマンが結婚したいと思うような女子たちの集まりだったから🤣
みんなすごくきちんとしていて、
仕事も着々とこなすタイプばっかりだった。
そんな中私は時々、
同期の仕事の話についていけなくなったりすることがあって
心の中では
「私、まじでこのままだとやばいかも」
と焦っていた。
そして会社に入って一年が過ぎようとする頃、、、
私の仕事で重大なミスが発覚した。
助けを求めようにも
指導係から干されてる状況で、
助けなんか求められない。
私はミスを必死にどうにかしようと、
毎日終電過ぎてまで一人で頑張って、
その期間はタクシー帰りを繰り返していた…。
家に帰ると意識も朦朧として、
「なんで今までちゃんと仕事してこなかったんだろう」
と罪悪感にまみれて泣いていた。
そのまま気づくと朝が来るから、
朝シャワーを浴びてまた笑顔で出勤するけど、
夜は一人になるまで残業…
この繰り返しだった。
そんな毎日を積み重ねていったある日
わたしのことを唯一可愛がってくれていた先輩が、
私の後頭部を見て叫んだ。
「マルちゃん…😱ハゲてる‼️‼️」
続く😂😂
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