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優等生なマウスピース、ビーチラーメタル

今回はサックスのマウスピースについて書きたいと思います。

僕の唯一無二の大切なマウスピースが、ビーチラーメタルの8番です。

メタルマッピらしく、角の立つ音がします。でも、柔らかく吹こうと思えば柔らかい音も出せる逸品です。
過去にオーニングテントメーカーの営業マンやってた頃に楽器店のテントを張り替える案件を頂きまして、僕がアルトサックスを吹くのが好きで、当時はARBの7番のマウスピースを使っている話をちょいとしたところ、提案されたのがビーチラーメタルでした。

学生時代、フュージョンバンドにも所属していた僕はコピー元の「Dimension」というバンドのサックス吹きさんと同じマウスピースにして音を似せていたのでARBというメタルマッピを使っていたのです。
これがまたとんでもないジャジャ馬で音を出すのに一苦労も二苦労もしまして。
ARBマッピと格闘の末、ようやく和解して演奏に集中出来るようになるまで1年近くかかりました。

そんなジャジャ馬と比較すると、ビーチラーメタルはとんでもない優等生。
角の立つ音も柔らかい音も出せて驚きました。
手にして以来、長い期間が経ちますが、浮気することなく愛用しています。
リガチャーはオレガチャー、リードはリコジャズセレクトの2Hというのが定番のセッティングです。

マッピを手に入れてから長い時間は経ちますが、まだ底力を引き出すには練習が足らない(今はそれどころではなく楽器そのもののリハビリ中ですが)です。

前の記事でも書いた愛用のアルトサックス「レイヴン」とビーチラーメタルの組み合わせは、懐が深くて、またまだいい音で鳴ってくれる気がしてなりません。

ああ、早く秋にならないかな。そしたら思いっきり荒川の河川敷で音が出せるのに(^^)

夏の間は暑さで死にかねないので、練習は自粛します。

その代わりと言っては何ですが、夏は僕の部屋に中古の電子ピアノがやって来るかもです。
手に入れたらまた記事にしようかと思ってます。

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