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自家製コーラで使ったスパイスが余ったので、スパイスカレー始めました【レシピ】

ぷらすです。

先日、クラフトコーラを作るために各種スパイスを購入したんですが、ぶっちゃけコーラ以外の使い道が分からず、さりとてこのまま放置して台所の隅に追いやられ、掃除のときに捨てちゃう――ってのもどうにも忍び合い。

というわけでスパイスの使い道を考えた結果、

スパイスカレー始めました。

いや、始めようと思ったんですが、小6の時スパイスカレーに挑戦して大失敗してスパイスにトラウマを抱えてから、これまでほぼほぼ触れてこなかったのでスパイスをどう使ったらいいのか分からない。
というわけで、インターネットを駆使して作り方を調べまくって最初に作ったのがこちら。

トマト

基本のチキンカレー(2人前)

材料:

鶏モモ肉        1枚(300g程度)
玉ねぎ         中1個
トマト缶        400g入り1缶(ホールでもカットでも)
お湯          400㏄

スパイス:

クミン         小さじ1
コリアンダー      小さじ1~1.5
ターメリック      小さじ1
カイエンペッパー    小さじ1/2(お好みで)

ニンニク(チューブ)  小さじ2
ショウガ(チューブ)  小さじ2

塩           小さじ1
サラダ油        大さじ2

作り方:

下ごしらえ
玉ねぎは粗みじん、鶏モモ肉は大きめの一口大に切って、ニンニク・ショウガは水50㏄と合わせておく。
クミン・コリアンダー・ターメリック・カイエンペッパーを計って合わせておく。

1・フライパンに油を入れて中強火に掛け、温まったら玉ねぎを投入し、
軽い黄金色になるまで炒める。

2・1にスパイス4種&塩を入れてしっかり炒め合わせ、水と合わせたニンニク&ショウガを入れて水分が飛ぶまで炒めあわせる。

3・2にトマト缶を入れて、水分が飛んでペースト状になるまで炒める。

4・3に鶏肉を入れて炒め、焼き色がついたらお湯を入れて強火に。
沸騰したら中火に落として15~20分ほど(水分が2/3くらいまで飛んで全体的にトロミがつくまで)煮たら味見。
物足りない様なら塩を足して味を整えて出来上がり。

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と、こんな感じのレシピで作って、出来上がったカレーを恐る恐る口に入れてみたら…………思った以上にちゃんとカレーになっててビックリですよ!
スパイスの香りも良かったです。
まぁ、レシピでは小さじ1/2と書いたけど、実際には小さじ1杯分のカイエンペッパーを入れたので結構辛かったですがw

で、全体的な味の印象としては、トマトの酸味が若干強く感じましたねー。
いや、普通の味覚の人は全然平気な酸味だと思うんだけど、僕は人一倍酸味が苦手なので、どうしても気になっちゃうのです。
火の通し方が弱いという訳ではないと思う(5分くらい炒めたあと20分くらい煮たし)ので、トマト缶の量が多かったのかも?
ともあれ、カレーにはなってるし、幾つかのパターンで試してみよう!

というわけで、次に作ったのがこちら。

トマトとヨーグルト

基本のチキンカレー+ヨーグルト

材料:

鶏モモ肉        1枚(300g程度)
玉ねぎ         中1個
トマト(中)      中1個
無糖ヨーグルト     100g
お湯          200㏄

スパイス:

クミン         小さじ1
コリアンダー      小さじ1~1.5
ターメリック      小さじ1
カイエンペッパー    小さじ1/2(お好みで)

ニンニク(チューブ)  小さじ2
ショウガ(チューブ)  小さじ2

塩           小さじ1
サラダ油        大さじ2

作り方:

下ごしらえ
玉ねぎは粗みじん、鶏モモ肉は大きめの一口大に切って、ニンニク・ショウガは水50㏄と合わせておく。
クミン・コリアンダー・ターメリック・カイエンペッパーの量を計って合わせておく。

1・フライパンに油を入れて中強火に掛け、温まったら玉ねぎを投入し、
軽い黄金色になるまで炒める。

2・1にスパイス4種&塩を入れてしっかり炒め合わせ、水と合わせたニンニク&ショウガを入れて水分が飛ぶまで炒めあわせる。

3・2にトマトとヨーグルトを入れて、全体がペースト状になるまで炒める。

4・3に鶏肉を入れて炒め、焼き色がついたらお湯を入れて強火に。
沸騰したら中火に落として15~20分ほど(水分が2/3くらいまで飛んで全体的にトロミがつくまで)煮たら味見。
物足りない様なら塩を足して味を整えて出来上がり。

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材料・作り方はほぼ一緒ですが、トマト缶を生トマト(中1個)に変え、ヨーグルトを100gプラスして、水200㏄と合わせました。

スパイスは基本の
クミン         小さじ1
コリアンダー      小さじ1
ターメリック      小さじ1
カイエンペッパー    小さじ1/2

で固定。

クミンは香り、コリアンダーは香り+全体にトロミをつけてくれて、ターメリックは色付け、カイエンペッパーは辛みのスパイスで、このカレーの基本スパイス4種に、おろしニンニクとショウガを加えるんですね。

スパイスは最近、スーパーや100円ショップで、ひと瓶100円~200円程度で売ってるし、この4種類はスパイスの中でもメジャーなので大体どこのスーパーのも置いてあるので材料を揃えるのも楽チンですよねー。

ちなみに、この生トマト+ヨーグルトカレーは、トマトだけのカレーよりも若干旨味が増してる感じはありましたが、やっぱり酸っぱい感じが僕的には苦手でした。
で、「トマトなしならどうだろう?」と思って作ったのがこちら。

ヨーグルト

ヨーグルトチキンカレー

材料:

鶏モモ肉        1枚(300g程度)
玉ねぎ         中1個
ヨーグルト       200㏄
お湯          200㏄

スパイス:

クミン         小さじ1
コリアンダー      小さじ1~1.5
ターメリック      小さじ1
カイエンペッパー    小さじ1/2(お好みで)

ニンニク(チューブ)  小さじ2
ショウガ(チューブ)  小さじ2

塩           小さじ1
砂糖          大さじ1
サラダ油        大さじ2

作り方:

下ごしらえ
玉ねぎは粗みじん、鶏モモ肉は大きめの一口大に切って、ニンニク・ショウガは水50㏄と合わせておく。
クミン・コリアンダー・ターメリック・カイエンペッパーの量を計って合わせておく。

1・フライパンに油を入れて中強火に掛け、温まったら玉ねぎを投入。
軽い黄金色になるまで炒める。

2・1に合わせスパイス&塩を入れてしっかり炒め合わせ、ニンニク&ショウガを入れて水分が飛ぶまで炒める。

3・2に鶏肉を入れて炒め、肉に焼き色がついたらヨーグルトを入れて炒め合わせ、砂糖とお湯を入れて強火に。
沸騰したら中火に落として15~20分ほど(水分が2/3くらいまで飛んで全体的にトロミがつくまで)煮たら、味見をして、物足りない様なら塩を足して味を整えたら出来上がり。

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トマトなしで作ってみました。

うん、これもこれでちゃんと美味しいんですよ。
あと、砂糖で甘みを足してみたらイイ感じにコクも出たし、酸味も若干和らいだと思います。
この時は鶏モモ肉じゃなく胸肉を使ったんですが、ちょっと油っ気があった方が柔らかいし美味しいと思うので、やっぱモモ肉の方がいいかもですね。

うーん…、それでもやっぱ、酸味が気になる!
もしかしたら材料がシンプルだから、トマトやヨーグルトの酸味をダイレクトに感じちゃうのかもしれません。

というわけで、次に作ったのがこちら!

ココナッツミルク

ココナッツミルクチキンカレー

材料:

鶏モモ肉        1枚(300g程度)
玉ねぎ         中1個
ココナッツミルク    200㏄
お湯          150㏄

スパイス:

クミン         小さじ1
コリアンダー      小さじ1~1.5
ターメリック      小さじ1
カイエンペッパー    小さじ1/2(お好みで)

ニンニク(チューブ)  小さじ2
ショウガ(チューブ)  小さじ2

塩コショウ       小さじ1
砂糖          大さじ1
ナンプラー       小さじ2
サラダ油        大さじ2
丸鶏ガラスープの素   小さじ2

作り方:

下ごしらえ
玉ねぎは粗みじん、鶏モモ肉は大きめの一口大に切って塩コショウ、ニンニク・ショウガを入れて揉みこんで下味をつけて、室温で10分ほど馴染ませる。
クミン・コリアンダー・ターメリック・カイエンペッパーの量を計って合わせておく。

1・フライパンに油を入れて中強火に掛け、温まったら玉ねぎを投入。
軽い黄金色になるまで炒める。

2・1に合わせたスパイス&塩を入れてしっかり炒め合わせる。

3・2に鶏肉を入れて炒め、肉に焼き色がついたらココナッツミルクを入れて炒め合わせ、お湯と砂糖、丸鶏ガラスープの素を入れて強火に。
沸騰したら中火に落として15分ほど(水分が2/3くらいまで飛んで全体的にトロミがつくまで)煮たら、最後にナンプラーで味を整えて出来上がり。

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うん、美味しい!!

美味しいんだけど………ココナッツミルクとナンプラーを入れたら一気にタイカレーっぽくなってしまいましたw
でも、酸味がない分個人的には食べやすかったです。(ただ、ココナッツミルクの甘味や風味が苦手な人は多いかも)

でこのカレーでは、トマトやヨーグルトの旨味成分がない分、丸鶏ガラスープとナンプラーを入れて旨味成分をプラス。
ナンプラーは甘みと合わせると独特の臭みが和らぐので、(コクだしの意味も兼ねて)砂糖は入れた方がいいと思いましたねー。

4種類のカレーを作って分かった事。

さて、今回スパイスカレーを作ってみるにあたって、ネットやYouTubeで沢山のレシピを見たんですが、そこでほとんどの人が口を揃えて言うのは、

1・玉ねぎは飴色以上、ほぼこげ茶色になるまでしっかり炒める(多少焦げても気にしない)

2・材料は1種類ずつ足しながら炒め、とにかく水分を飛ばす。

でした。

でもね、玉ねぎがこげ茶色になるまで(かつ、焦げないように)炒めようと思うと、割と付きっ切り状態で20分近くかかるんですね。
まぁ、僕ら日本人にとってスパイスカレーってハレの料理というか、ちょっと特別な時に作る専門的な料理って感じだから、じっくり時間をかけて作るのも、その方が旨味が増して美味しいのも分かる。分かるんですが………正直面倒くさい。
うっかり放置するとすぐ焦げちゃうしね。

そんな時に出会った、サイトだったかYouTubeで言ってたのが、

インドのお母さんは毎日カレーを作るのに、毎度玉ねぎを飴色まで炒めるなんて時間のかかることはしない。(意訳)

という解説。

( ゚д゚)ハッ! 確かに―!!(目から鱗)

で、玉ねぎは多めの油&中強火で全体がほんのり黄金色に色づく程度炒めれば十分(意訳)と。
で、試しに実際のインドのお母さんがカレー作りをしてる動画を観てみたら、確かにそんなに時間かけて玉ねぎを炒めてなかった(中強火で5分弱くらい)し、玉ねぎがほんのり色づいたらスパイスを合わせてました。

という訳で僕も、ヨーグルトカレーとココナッツカレーの玉ねぎは、みじん切りじゃなく、普通に細めのスライスに切って、多めの油&中強火で揚げ焼きみたいにしました。
で、玉ねぎが全体的に透き通って、うっすら焦げ目がつき始めたところでスパイスを投入してみたら、出来上がりは、こげ茶色まで炒め合わせた時とさほど差がない感じでしたねー。(あくまで僕の味覚では。ですが)

とまぁ、そんな感じで4回スパイスカレーを作ってみて、僕の理解をまとめるとこんな感じ。

・材料・
・玉ねぎ(甘みとコク)+メイン材料(肉や魚・野菜など)
・トマト(酸味・旨味)、ココナッツ(甘み・コク)、ヨーグルト(酸味・旨味)は肉や野菜のダシの素(コンソメとか)とお湯でも代替え可能。

・スパイス・
スパイスは
・クミン
・コリアンダー
・ターメリック
・カイエンペッパー
の4種類が基本。
比率はクミン・コリアンダー・ターメリックが1、カイエンペッパーだけは1/2(お好みで)

・手順・
カレーを作る手順は、
1・玉ねぎを炒める。
2・1にスパイスを加えて炒め香りを出す。
3・2に旨味成分(トマト・ヨーグルトなど)を加える。
*ここまでは、グレービー(カレールー)を作る工程。

4・グレービーにメイン食材(肉や魚)を加えて炒める。
5・グレービーを伸ばす水分(お湯とか牛乳とか)を加えてしっかり煮込む。

例えばルーカレーみたいに、ジャガイモ・人参などサブ食材を入れたいときは、このの煮込みの段階で入れます。
あと、スパイスに味はないので、食材の旨味と塩で味を決めるのが基本です。

個人的には、子供時代に失敗した経験もあってスパイスカレーは中々手が出せなかったんですが、今、こうして作ってみると思ってたよりもずっと簡単に出来て、しかもちゃんと美味しかったので感動しましたよー!

というわけで、長くなりましたが「手作りコーラで余ったスパイスでカレー始めました」でした。
ではではー(´∀`)ノシ

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