こんな時こそ映画でも。【家族で観たいアニメ映画5選】
ぷらすです。
ニュースを観てもネットを見ても、何だか鬱々しい気持ちになる今日この頃。
折角のお休みも家に籠るしかなくて気持ちが落ち込んじゃうそんな時こそ、映画じゃないでしょうかね!
というわけで、家で観られる個人的におススメしたい映画を、ジャンルに分けて5本ずつご紹介していきたいと思います。
その第一段は、「家族で観たいアニメ映画」ですよー!
マイマイ新子と千年の魔法 (2009)
高樹のぶ子の自伝的小説『マイマイ新子』を、『この世界の片隅に』の片渕 須直監督がアニメ化した93分の長編劇場映画。
当初30数館という小規模で公開され宣伝もほとんど行われなかったため、興行的に振るずたった4週間で公開打ち切りになった本作。しかし、本作を見て感動した多くのファンの、インターネット上で上映継続を求める署名運動を行うなどの活動によって、幾つかの映画館で再上映、その後2年近くに渡るロングラン上映されたんですね。
昭和30年代の山口県防府市国衙が舞台の本作、おでこにマイマイ(つむじ)のある天真爛漫な小学3年生の女の子新子は、大好きなお祖父ちゃんが語る千年前の町に暮らす少女に思いを馳せながら、その暮らしを辿ってみるんですね。
そんなある日、彼女の通う学校に都会から転校してきた引っ込み思案な少女、貴伊子と仲良くなって――というストーリー。
千年前の町と現代を、現実と空想の境界線が曖昧な子ども目線で繋ぎ、圧倒的な映像美で描いた号泣必死の物語です。
ネットフリックス・Amazonプライム などで配信中。
リメンバー・ミー (2017)
先日「金ロー」でも放映されたディズニーピクサーによる105分の長編3DCGアニメーション。
メキシコで行われる「死者の日」に起こる一夜の物語です。
主人公で12才の少年ミゲルはミュージシャンを夢見ていますが、彼のひいひいお祖父ちゃんが家族を捨て音楽の道に進んだことから、妻のママ・イメルダは一族に「音楽禁止令」を立て、家族は全員家業の靴屋を継ぐことが決まっているわけです。
しかし「死者の日」に町で行われる音楽コンテストにどうしても出たいミゲルは家を飛び出し、伝説の国民的歌手エルネスト・デラクルスのギターを盗もうと彼の墓に忍び込むのだが――というストーリー。
家族による「呪い」の先にある「絆」を描いた個人的に大好きな映画で、ミゲルが迷い込む「死者の国」の幻想的で美しい映像は必見ですよ!
ディズニーデラックス・Amazonプライム などで配信中。
ウォーリー/ WALL-E (2008)
同じくディズニーピクサー制作の2008年公開作品で、個人的に今まで観た中で一番好きな作品だったりします。
環境破壊の末に人類が見捨てた未来の地球。
ゴミの山と化した地球で、ただ一人(一台?)働き続ける量産型のゴミ処理ロボットWALL・E(ウォーリー)は、人類が地球を去ってから700年間働き続けるうち、感情を持つようになっているんですね。
ミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』のビデオに憧れる彼の夢は、誰かと手をつなぐこと。
そんなある日、ウォーリーは突如、地球にやって来た探査型ロボットEVEと遭遇し――というストーリー。
そしてEVEとの出会いでウォーリーは、想像もしなかった大冒険に出るんですねー。
もうね、この作品、最初から最後(エンドロール)までずっと最高です!
97分と手ごろな長さだし、まだ未見の方は、ぜひ一度観ていただきたいです!
若おかみは小学生! (2018)
令丈ヒロ子による同名児童文学シリーズを『茄子 アンダルシアの夏』などの高坂希太郎監督がアニメ化した94分の長編劇場アニメ。
交通事故で両親を失った少女関織子(おっこ)は、祖母が営む温泉宿「春の屋旅館」で暮らすことに。
そこで幽霊のウリ坊と出会い、彼との会話が幽霊の見えない周囲に誤解され、旅館の「若おかみ」修業することになってしまう――というストーリー。
実は最初、「子供向けアニメでしょ」と思って興味がなかったんですが、公開されるやTwitterなどでたちまち話題になり。
さらに「茄子 アンダルシアの夏」の高坂希太郎監督ということもあって、興味を惹かれて観てみたら、これがとんでもない涙のカツアゲ映画(誉め言葉)でしてね。
ずっと、元気に振舞っていたおっこが、内に押し込めていた感情を爆発させるシーンではもう、嘔吐くくらい号泣しましたよ。
もちろんお子さんも楽しめる作品ですが、大人の人にこそ観てもらいたい作品でしたねー!
怪盗グルーの月泥棒 (2010)
みんな大好き「ミニオンズ」のイルミネーション・エンターテインメントによる『怪盗グルーシリーズ』第1弾。
怪盗軍団ミニオンのリーダーで世界一の悪党を目指すグルーと、その手下で黄色い小さな生物ミニオンたちとマーゴ、イディス、アグネスの三姉妹との出会いから、彼らが家族になるまでを描く95分の作品です。
孤児院から引き取った三姉妹を利用しライバル怪盗ベクターから月を盗むのに必要な「縮ませ光線銃」を盗む事に成功したグルー。
しかし、三姉妹に懐かれた彼は、最初は面倒がりながらも、共同生活をするうちに次第に彼女らに愛情が沸いてきて――というストーリー。
ディズニーやピクサーアニメは、テーマやストーリーがしっかりしてるし見ごたえがあるけど、ちょっと重いという人におススメです。
程よく軽いストーリー、荒唐無稽なアクションやギミックたっぷりな秘密のアジトやアイテムの数々。そして登場キャラやミニオンたちの可愛らしさ。
なんというか、全体的に「丁度いい湯加減」(誉め言葉)のアニメ作品なんですよね。
この作品が気に入ったら、シリーズ1本ずつ観ていくのもいいかもですね。
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というわけで、こんな時だから観たい「家族で観たいアニメ映画」5本をご紹介しました。
メジャーな作品ばかりですが、そういう作品でも意外と見逃してることもあるかもと思って、チョイスしてみましたよ。
もし、気になる作品があれば、この週末にでもいかがでしょう。
ではではー(´∀`)ノシ
ちなみに、お友達のちくわ【どんぐり】さんもこんなnoteをアップしてらっしゃいますので、併せてどうぞー(´∀`)
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