AI寿司小説「逆に握らせていただきやす」第43話

【ぷ】※
「すまん、全然わからんねやけど。」

黒スーツの男はゾャピィの微妙なニュアンスによって意味が違ってくるシステムを全く理解できなかった。

無駄に言語能力を得たウォンバット2号中心に、クルーたちは理解力に乏しい黒スーツの男に対して苛立ちを見せた。ましてや、おにぎりやすの最終回の放送開始時間が迫ってきているのだ。

そわそわしたエイリアン・タリが怒りと半笑いが入り交じった表情で反論する

「いやいやいや、わかるやん！？えぇ？わからんの？なんでなん？全然違うやん！

ゾャピィィィー、ゾャピィィィーーーー、ゾャピィィィーーーーーッ！！

これは嘆きのゾャピィやん。

ゾャピィィィー、ゾャピィィィーーーー、ゾャピィィィーーーーーッ！！

これは怖れのゾャピィやろ？

ゾャピィィィー、ゾャピィィィーーーー、ゾャピィィィーーーーーッ！！

ほんで、これは驚きのゾャピィやん。

え？わかるやろ？え〜全然ちゃうけどな〜。」

俺分かってますよみたいな雰囲気を醸していたエイリアン・タリだったが、実は半分ぐらい分かっていなかった。

おにぎりやすの最終回が気になって、もう早く全員にわかってもらって一刻も早く次のフェーズに移行したかったのだ。

その感じを理解してか、皆ももうはよしよ？とでも言わんばかりに激しくうんうんと頷き、黒スーツの男へのわからせを促した。

しかし、黒スーツの男はこういうときに空気を読むことが全くできない男なのだ。

「ごめん、全然わからんわやっぱり。ちょっともう一回最初からやってくれへん？え、何が違うん？」

【CHA】※
黒スーツの男の理解力の低さに、クルーたちの苛立ちが一層増していたが、エイリアン・タリは諦めずに説明を続けることにした。

「もういっちょやな！聞いてくれや！」

エイリアン・タリが再びゾャピィの意味を説明し始めた。

「ゾャピィィィー、ゾャピィィィーーーー、ゾャピィィィーーーーーッ！！

これは嘆きのゾャピィやん。彼らは何かを失ったり、悲しいことがあったりして嘆いてるんやろうな。

ゾャピィィィー、ゾャピィィィーーーー、ゾャピィィィーーーーーッ！！

これは怖れのゾャピィやろ？何か恐ろしい経験をして驚いてるんや。怖いもん見たんやないか？

ゾャピィィィー、ゾャピィィィーーーー、ゾャピィィィーーーーーッ！！

そして、これは驚きのゾャピィやん。何か予期せぬ出来事に驚いてるんやろうな。

ほな、わかったか？」

エイリアン・タリの再説明により、ゾャピィの微妙なニュアンスを理解しやすくなった黒スーツの男が、やっと納得したように頷いた。

「ああ、やっとわかった気がするわ。嘆きのゾャピィ、怖れのゾャピィ、驚きのゾャピィ、それぞれ違う感情を表す音の特性やな。ありがとう、エイリアン・タリ。」

クルーたちはほっと胸を撫で下ろし、黒スーツの男の理解力向上に喜んだ。そして、おにぎりやすの最終回を心待ちにしながら、次のフェーズに移行する準備を整えた。

ーつづくー

※【ぷ】はぷぷりぷり男パート、【CHA】はCHAT GPTパートです。俺とGPT（下の名前呼びで仲良しアピール）とで、ネタとシャリが織り成すハーモニー奏でていきます（意味不明）。