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【レッスン3】口の形の確認

こんにちは。
ボイストレーナー&メンタル心理ミュージックアドバイザーERINAこと
中島えりなです。
ボーカルトレーニングのジャンルは主にポップス全般です。


今回は、口の開け方の確認です。
歌う時にいつでも、以下の口の開け方を確認してみてください。


「アー」 口の形は長四角で、上下の犬歯が見えるように開けます。
「エー」 口の形は「アー」と同じ長四角のまま、舌を少し前方に出します。
「イー」 舌の状態は「エー」と同じで、下顎を引き上げます。
「オー」 「YO-YO-」のO-(オー)の部分を強調して声を出します。
ウー」 「YOU-」(ユウー)のウーの部分を強調して声を出します。


練習のヒント

1 口を正しく開けることで言葉が明確になり、
  同時に声がこもらず、顔の外で響くようになります。

2 ほとんどの場合ただ口の形を整えるだけで
  音量が増え、響きが良くなっていきます。

3 口は自分で思うほど大きく開きませんから
  みかんが丸ごと入るような気持ちで大きく開けましょう。

4 口を大きく開けて声を出すと
  顔の表情が豊かになり、生き生きとして
  とても魅力的になります。


当クラスでは、
「アーエーイーオーウー」と発声練習をする時
「オー」と「ウー」を「ヨー」と「ユー」に変えています。

「オー」「ウー」は自然に発音してしまうと
唇が内側に向き、声がこもりやすくなってしまうため
「ヨー」「ユー」と、唇をめくるようにします。
唇を外にめくるようにすると、口が拡声器になったように
なりますよね。

そして、唇の周辺、あごのあたりまでをよくマッサージすると
口の形が整いやすくなり、瞬時に声が変わります。

ぜひ、鏡を見ながら、やってみてください。


読んでくれてありがとうございました。

次回は「レッスン4 共鳴の中心点」について書きます。
豊かな響きを得るためにとても大切なポイントです!

ではまた~♪

ボイストレーナー&メンタル心理ミュージックアドバイザー
中島えりな

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