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ぶらり街巡り~甚目寺観音~

訪れた日:2021.09.05

「甚目寺」と聞くと、最初の会社の同僚を思い出す。
「甚目寺のたけちゃん」と呼ばれていた彼は、尾崎豊が大好きで、カラオケでよく歌っていた。今はどうしているんだろう?
彼は当時甚目寺在住で、私は「甚目寺ってどこにあるんだろう?」と思ったものの、さして調べることもせず今日に至ってしまった。


訪れたのは天気のいい日曜日。
さっくりとお参りし、写真を撮って帰るつもりだったが、思いのほか見どころが多くて結構な時間を費やしてしまいました。

まずは南大門から。
源頼朝の命で梶原景時が建立したという、あま市でも最古の木造建築らしい。
納められている仁王像は福島正則の寄進だとか。さすが尾張。
こんなところに大物武将の名前がしれっと出てくる。

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南大門を潜ると左手に三重塔。
江戸時代に創建されたという朱塗の美しい塔。以前は中に重要文化財の愛染明王がいらしたそう。
本当なら縦長の写真を載せたいんだけど、noteにどうやって載せるのかわからない(涙)。

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やたらと群れをなす鳩たちを横目に本堂へ。

こちらも朱色が美しい。

鬼瓦も立派。

本堂でお参りして終わるつもりが、「諸堂巡り」という、境内各御堂及び近隣の2寺院12箇所をお参りするとお札がいただけるという用紙を発見。
せっかくなので回ってみる。

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六角堂。各所にシャチハタのスタンプが設置されていて、それを用紙に押して回る。
場所によっては鳩の糞だらけのスタンプ台もあり、感染予防対策以前の別の病気に罹りそうで若干躊躇した。

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十王堂。閻魔様がいるところ。
閻魔様って、十王の中の5番目なんですよね。
三途の川を渡る時に最初に出会うのが「奪衣婆」。着ているものを剥ぎ取られちゃうの。

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この人が「奪衣婆」。十王ではないのに最初に鎮座している。

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生前の行いを裁かれています。怖い怖い・・。

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お隣にある大徳院へ。
こちらもスタンプ対象。
大黒様が祀られていて、あちこちに小槌や小判の入った袋のモチーフがありました。

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紫の紐を肩からかけて、本堂で願い事をし、その紐を女性は布袋様、男性は大黒様にかけてもう一度お願い事をすると願いが叶うらしいです。

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あまりに暑くて、途中で門前にあった果物屋さんでかき氷をいただきました。

果肉たっぷりの桃のかき氷。美味しい。

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外観がやや老舗感があったのですが、中はやたらとおしゃれでした。

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元気を取り戻し、法花院へ。
こちらはお花がたくさん咲いていて可愛らしいお寺でした。
御朱印はやってるのか分からなくてもらいませんでした。
すりガラスがハスの花。

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なぜかお庭にハシビロコウ(置物)。

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ついでに隣の漆部神社もお参りしました。
漆塗りの神様だそう。静かで気持ちのいい神社です。

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結局2時間くらいかけて(写真撮ったりしていたからですが)、コンプリート。
本堂で御朱印を書いていたおじさんに渡すと、大したチェックもせずお札をくれました(笑)。

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ご開帳とかあればまた行ってみたいです。

甚目寺観音:


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