奥渋で飲み歩いて気づけたこと
おはようございます。
先日、渋谷の道玄坂を登って奥に入った路にある、通称「奥渋」へ知人と一緒に飲みに行ってきました。
奥渋で飲むのは初めてでした。
渋谷というと駅前のごちゃごちゃとしたイメージと若者がたむろしているイメージが強く、そこまで好きでは無かったのですが、奥渋はどこか昭和の名残のある雰囲気があって好きになりました。
一緒に入ったお店は、メニューが一つ一つ手作りで料理の絵が書いてあったり、野菜や料理に「さん付け」で表記されていたりして、こだわりを感じるお店でした。
味の方も申し分なく料理、お酒ともに非常に美味しかったです。
そこで僕が感じたのは、確かに料理はとても美味しくて最近食べた中でもトップクラスの味だったのですが、この「おいしーー!!」っていう感動は今まで何度も感じてきている感覚だという事でした。
決して、僕が特別な食通だという訳ではありません。
日本には”ある程度”感動できる美味しい料理屋はいくらでもあります。
(”ある程度”というのは間違ってもバカにしている訳ではないので悪しからず)
流石にチェーン店の牛丼を食べて感動はしませんが、個人経営のラーメン屋や居酒屋などに行って食べる料理はどれもすごく美味しいです。
今までお店で美味しい料理を食べて何度も感動してきた経験、コロナであまり外食出来なかった経験、そして久しぶりに外食をして改めて感動した経験を通して僕が思ったことが、ある一定レベルの美味しい料理は沢山あって、きっと多くの人はそのレベルの味で”味”には満足できるということです。
100点じゃなくても80点、90点で満足できるということ。
つまり、選んでもらう料理店になるには、味以外の差別化が必要だということです。
それがインスタ映えを狙った見た目の綺麗な料理だったりしていたと思いますが、最近はそれだけだと物足りない気持ちになっている人が多いと思います。
刺激による快感は次第に慣れて、より過激な刺激を求めていくだけなので、そのうち飽きるか資源が尽きるかが結末だと思います。
そこで持続可能なお店を選んでもらえるようになる為の差別化の要因が何になるかというと、それは”人の魅力”とか”自分と所縁のある場所”ということになると僕は思います。
人の魅力というのはその人のキャラクターだったりこだわりだったり。
どこかほっとけない人、声を聞くと安心するスナックのママみたいな存在。
それはそのままお店の雰囲気にも現れると思います。
自分と所縁のある場所というのは、僕であれば地元北海道の食材を使用したものだったり、友達が作ったものだったり、知人に紹介されたものだったり、子供の頃の思い出に関連するものだったり。
そういったお店には、何度も訪れたいと思うと思います。
こういった話はキングコングの西野さんとかがよく言っている話ではありますが、昨日の奥渋にて僕自身の体験として認識することが出来ました。
また、これはクラフトビールにしても同じことだと思っています。
”ある程度”の感動できる味を担保された上での差別化を図る要素が、”人の魅力”と”自分と所縁のあるもの”です。
さらに、この要素は飲食店、居酒屋にこだわったお話ではないと思います。
きっとゲストハウスでも、また泊まりたいと思えるゲストハウスはオーナーやゲストに魅力がある場所で、泊まりたいと思える人との所縁が深くて広いゲストハウスだと思います。
ゲストハウスにおいてオーナーの魅力はよく言われてきたことですが、所縁に関しては意識が浅い印象です。
ともすれば、オーナーとしての魅力を磨くだけではなく、所縁となる物を意図的に増やしていくことが、ゲストハウスを継続的に稼働させていく上で重要なことのように思います。
①奥渋の楽しさを知れたこと
②味だけで差別化が難しくなってきているから”人の魅力”と”所縁のあるもの”が必要になってきていることに気づけたこと
③それをゲストハウスにも転用出来そうだということに気づけたこと。
以上の3つが昨日、奥渋で飲み歩いて気づけた嬉しいことでした。
今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
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