【1日1事例】特別支援学校における医療の専門家への相談 ─ICF-CYを用いた全校調査による各職種の特徴─ #特別支援学校 #作業療法士 #コンサルテーション

参考文献:特別支援学校における医療の専門家への相談 ─ICF-CYを用いた全校調査による各職種の特徴─
筆者:倉澤 茂樹, 立山 清美, 大歳 太郎, 塩津 裕康, 横井 賀津志
発行日:2019年
掲載元:作業療法 38 巻 (2019) 4 号
検索方法:インターネット
キーワード:特別支援学校, 作業療法士, (医療従事者), (コンサルテーション)

【抄録】
・特別支援学校における医療の専門家への相談内容を把握し,作業療法士の特性を明らかにすることを目的とした.
・ICF-CYを用いた全校調査の結果,理学療法士は心身機能と身体構造領域の相談が多く,歩行などの基本動作が中心であった.
・言語聴覚士は活動と参加領域の相談が多く,コミュニケーションや摂食に関する相談が主であった.
・心理士は人間関係や思考・知的機能に関する相談が中心であった.
・一方,作業療法士は活動と参加に関する相談が最も多かったが,他の領域の相談も受けていた.
・具体的には,起居動作に関する心身機能,感覚認知に関する機能や活動,福祉用具などの環境調整,机上での物の操作などであり,多様な相談を受けていることが確認された.
【メモ】
・文部科学省の調査によると、幼稚園・小学校・中学校の在籍者数は減少傾向を示しているが、特別支援学校では約14万3千人であり、過去最多の在籍者数となっている。
・感覚統合療法は、子どもの脳機能の状態に応じた感覚刺激の入力コントロールを通じて、感覚統合の発達モデルに基づく適応反応を導く神経発達学的治療法である

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/38/4/38_387/_pdf/-char/ja

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