ゲストハウスはカルチャービジネス

こんばんは。

昨日はクラフトビールが大好きでジャーナリストとしても活動しているある有名な方と一緒に五反田のクラフトビールのお店を連れ回してもらってきました。

当然、お店の方からもバッチリ認知されていて、入店する度に店長が登場して挨拶をしてもらうという貴重な体験をさせていただきました。

その方はクラフトビールが大好きな方ですが、あくまでもクラフトビールと食を通して人と出会うことが好きな方です。

常に日本全国を飛び回っている様子がSNSに挙げられているのと、なんなら海外へもクラフトビールを求めて旅してしまうような方です。

年齢はなんと50代のようですが非常にフッ軽です。

彼のことを知ったのは、クラフトビールについて調べていくに当たってこの人は押さえておいた方が良いと知人に紹介されたのがきっかけです。

Facebook上で見つけたのでいきなりメッセージと友達申請を送ったら快く承諾していただき、返信もすぐにくれました。

僕が高輪GWFで働いているときもイベント会場のビールを飲むついでに会いに来てくれましたし、vagabondの商品でもあるランニングビールグラスも購入してくれました。

で、その時から飲もう飲もうと話してはいましたが、なかなか行動に移せていない中、彼の方から予定を合わせてくれました。

そして、ついに彼との飲み会が昨日実現しました。

ここまで書いただけでも相当良い人ということと、変態だということが分かると思いますが(褒め言葉です)本当に変態でした。

自分の好きな物とか以上に、自分の信念を強く持っていてそこに沿った生き方をされている方だという印象です。

クラフトビールと食に関する知識を教えてもらえたことはとても貴重で大変嬉しいことだったのですが、もっと嬉しいことがありました。

それは、僕がゲストハウスでやりたいと考えていることをちゃんと理解してくれていたことです。

正直、僕ってクラフトビール作るとか言っているけど今はレモネード売っているし、ゲストハウス開業まであと何日とか毎日書いているけど、実際に何したいの?ってよく分からない生き方をしていると思います。

このnoteにはこうやって文章を書いている中で自分の頭の中の整理ができているので、自分のやりたいことがちゃんと書かれていることが時々ありますが、それも稀だしそもそもまとまりきっていないし、表向きな発信をしている訳でもないので、やっぱりよく分からない人間だと思います。

それにも関わらず彼はその辺を汲み取ってくれていたことを僕は非常に嬉しく思いました。

人って自分の想いを理解してくれたり、共感してくれたりすることが一番嬉しいのかもしれない。

もちろん100%理解し合うなんて無理だとは思っていますが、できる限り相手のことを理解しようと努力することは大切なことかもしれません。

彼に言われたことで最もハッとしたのが「ゲストハウスって単なる宿泊業じゃなくて、カルチャービジネスだからね。君がやりたいと想っている世界を表現してくれるのを楽しみにしているよ」という台詞。

ゲストハウスにおいて“宿泊”ってぶっちゃけそこまでの価値はないと感じながらモヤモヤしていた部分を見事に言語化してくれました。

文化っていうのは1人では成り立たなくて、人と人が交わることで生まれるということ。

例えば誰かに伝えたいという意志がないとそれはただの利己主義で、利己主義からは社会的な文化は生まれないということ。

クラフトビールも原材料のちょっとした違いで味わいや香り見た目が変わって、誰が作ったとかどこで作ったとか、どういう想いで作られたのかとか、そこに至るまでのストーリーが含まれている。

そういうものを加味した上で、料理とのペアリングもそうだし、一緒に飲む人との関係性やシュチュエーションとかいうものと化学反応を起こしながらその時々の感情や体験などが生まれる。

だから一つとして同じもの、同じ瞬間って絶対にないんだということ。

だから、今を生きること、今に集中することの大切さ。

そういうものを説かれました。

ゲストハウスの場合はクラフトビールや料理をコンテンツとして使うことももちろん可能ですが、やっぱり一番の主役は人です。

“人”という本当の本当に同じものが存在し得なくて、不完全なものをメインコンテンツとして扱い化学変化を起こすことが出来るのがゲストハウス。

で、そんなとてつもないものを扱うということはそれはもう文化だ。

というか、自分で文化を創るんだくらいの志が必要だと。

そのような話の中で、大きなことを言っていると思いつつも、自分がやりたいと本当に想っていることはそういうことでもあったんだと気づかされていました。

クラフトビールとかランニングとかゲストハウスとかを介して、ダイバーシティとインクルージョンという思想の下で互助を高め合いつつ、介護などの問題を子供の子供世代まで残さないこと。

僕のやりたいことは大雑把にいうとそういう感じ。

で、それを叶えるには小難しい戦略やハウツーよりもまず先に文化を作っちゃえばいいんだと。

いや、文化ってよくわかんないけど。

なんとなくそっちの順番の方が自然な気がしました。

無理やりそういうものを叶えていくんじゃなくて、文化が組み上がっていく中で自然と問題も解決されている。

その方が理想です。

それに当たって、そもそも文化とは?ということを調べて考えていく必要があると思っています。

となると多分、歴史を学び直す必要がありそう。

それはそれですごく楽しみ。

ただのクラフトビール好きなおじさんかと思っていましたが、想像の斜め上を行く素敵な変態さんで、今年色々な人とお話をさせていただいた方の中でも一番に胸に残るお話ができました。

本当に出会いやこういうきっかけに感謝です。

今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。


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