【1日1文献】基本動作における大殿筋上部線維と下部線維の筋活動について#基本動作#大臀筋#筋活動 2 wataru 2023年3月14日 22:36 参考文献:基本動作における大殿筋上部線維と下部線維の筋活動について筆者:伊藤 陸, 藤本 将志, 鈴木 俊明発行日:2017年掲載元:関西理学療法 17 巻 (2017)検索方法:インターネットメモ・大殿筋は殿部表層に位置する筋肉で、単一筋としては 人体で最大の体積を有する1)。・また大殿筋はヒトが進化 する過程において発達したとされ、歩く際に股関節を伸 展させることで体幹を直立位に保つことができるように なったといわれている2, 3)。・さらに大殿筋は股関節の動き を通して、股関節屈曲による骨盤の前傾、股関節伸展に よる骨盤の後傾、股関節内転による骨盤の対側下制、股 関節外転による骨盤の下制、股関節内旋、外旋による骨 盤の回旋のように骨盤の肢位にも関わることから体幹の 運動、姿勢にも影響を及ぼすことが考えられる。・骨盤 ・ 体幹の肢位へ影響することに加え、一側上肢を挙 上させる際には三角筋に先行して大殿筋が活動するとの 報告4)や、大殿筋の筋力および筋緊張の改善により上肢 機能が向上したとの症例報告5, 6)から、上肢の運動にも 影響を及ぼすことが考えられる。・運動軸となる股関節中心よりも上 方を走行する上部線維は股関節外転運動に作用し、下方 を走行する下部線維は股関節内転運動に作用すること が報告されている10)まとめ・本稿では、基本動作における大殿筋上部線維と下部 線維の筋活動パターンについて、筋電図データを用いて 紹介した。・大殿筋は股関節肢位や筋線維の違いで筋活動、 作用が変化すると言われており、基本動作における上部 線維、下部線維の筋活動について理解を深めることは、 理学療法をおこなううえで重要であると考える参考URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkpt/17/0/17_17-A05/_pdf/-char/ja ダウンロード copy #作業療法士 #理学療法 #文献 #大殿筋 #基本動作 #筋活動 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート