子供達と遊ぶボランティア

こんにちは。

昨日は、お仕事の児童発達支援施設で子供達と遊ぶのではなく、地域の子供達と遊ぶボランティアに参加してきました。

ボランティアのお話を聞きに行ったり、先日の『雑居まつり』を見てきたりはしていましたが、自分もメンバーの一員として参加したのは今回が初めてでした。

ボランティアへの参加のきっかけは地域と関わることを考えたときに地域にある地域資源を知ること、体験することが重要だと思ったからです。

そして、ボランティアの情報発信している施設に行ったところ子供と遊ぶボランティアを紹介されました。

僕は今までの人生で子供と接する機会はそれほど多くはなく、今年の4月から現在の児童発達支援施設で働き始めている今が一番多く接しています。

僕は末っ子で昔から弟や妹には憧れていて、大人になってからもショッピングセンターや公園を親子が歩いていたり遊んだりしている姿を見ると微笑ましくて自然と笑顔になれるほど子供が好きです。

児童発達支援施設で働き始めてからは以前よりも子供のことが可愛く思えてきました。

また、地域での活動を視野に入れたとき高齢者や障害者だけではなく、子供の存在も見過ごすことはできないと感じ、もっと知るために子供たちと関わる機会をもっと増やしたいと思っているところでした。

そうしたタイミングで子供と関われるボランティアを紹介されて、『ボランティア』と『地域の子供との関わり』という2つの体験ができる絶好のチャンスということで参加を決めました。

今回は参加者が5〜6人くらいの少人数でしたが、それでもいくつか新しい発見がありました。

1つめは、参加者の中には小さな子供だけではなく、発達障害のある成人も一緒に参加していたことです。

僕はてっきり小学生くらいの子供達が集まる会だと想像していたので、世代の違う方も一緒に参加していることにびっくりしました。

しかし、いわゆる健常者の方々と同じように発達障害のある成人の方が地域の中で遊んだりくつろいだりできる場所って日常ではあまり見かけません。

でも、そういった方々も地域には必ず存在していて、普通に外に出て誰かと一緒に遊びたい気持ちはあるはずです。

そういう方々が集えるコミュニティとしての役割も果たしていることが大きな発見でした。

2つめは、ボランティアグループの取り仕切りをしているのが大学生で、メンバーも僕以外は全員が大学生だったことです。

30歳の僕は少し肩身が狭い思いもしつつ、やんちゃな大学生がわんぱくな子供達と一緒に「だるまさんが転んだ」などの遊びを全力で遊んでいる様子を微笑ましく見ていました。

先日参加した『雑居まつり』では、20代の若者を見かけなくて寂しい思いをしていたのですが、今回のボランティアでは大学生が多くて、大学生の中にもこういうことに興味を持っている人もちゃんといることをしれて安心しました。

同時に難しいと感じたのが僕自身の大学生との絡み方です。

僕的には気持ちはまだまだ大学生よりなので「うぇーい!」みたいな感じで絡みたいのですが、大学生たちの会話を横耳で聞いていると話題にもノリにも付いていけない。

おまけに大学生からは僕と話すときだけ急に敬語で話かけてきます。

礼儀がなさすぎる若者はイラっとしますが、かしこまられ過ぎるのもなんだか寂しい気持ちになりました。

30歳という年齢での大学生との距離感に難しさを感じました。

3つめは、保護者の方も一緒にいたけど子供の面倒を見るのがとても大変そうだったことです。

やや多動気味のお兄ちゃんと、何にでも興味がある妹。

その動き回る2人の子供に振り回されている保護者の方は、精神的にも肉体的にも疲労感が大きそうだと思いました。

今回のボランティア活動に参加している人たちの中で、おそらくその保護者の方が一番大変そうに見えたので本当なら保護者の方のサポートがもう少しできると、それが結果的に子供達がこの活動に継続的に参加できることにも繋がるのではないかと思いました。

特に印象に残った発見をまとめると、

①小さい子供を中心に発達障害のある子供も大人も含めた枠にとらわれない人たちが参加していたこと

②大学生のメンバーが多かったこと

③保護者の負担が大変そうであったこと

でした。

意識していなければきっと参加することのなかったボランティア活動ですが、やはり参加してみることで新しい発見がいくつもあって、今まで使っていなかった脳が活発に働いていた感覚もあります。

こういう世界、こういうコミュニティ、こういう悩みや救いが当たり前に存在していること、いわゆるマイノリティに分類されるであろうことなので、多くの人はこんなことは気にしないで知らないまま生きていて、それで特に大きな影響もないかと思います。

でも、重要なのは自分たちにとっては当たり前ではなくても、他の誰かにとってはそれが当たり前であるということを知ったり、体感すること。

なぜなら、その認識がないと障害者や高齢者を介護保険とか何かで分断して守った気になって、その結果介護費用が増大していって、回り回って自分や自分の子供達の首を絞めるみたいなことが起きるからです。

自分と違う人たち、意見や価値観の合わない人たちと関わるのは短期的にみるとストレスの方が多そうですが、建設的に関わっていくことができれば長期的にはきっといつかその経験がお互いの困った時の助けになるのではないでしょうか。

またまた絵空事のようなことを書いていますが、note内ではできるだけ言語化される前の頭の中にある素直な気持ちを書いているので勘弁してください。

なんにせよ、30歳になっても新しいことを経験することは大事だなあと思う毎日です。

勢いは衰えてきましたが、この気持ちに関しては大学生にもまだまだ負けてないと思います。

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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