BARとcafeと
昨日チャリで1時間かけて向かったBARは、昼間はcafeになります。
昼の顔と夜の顔を持っています。
しかし、その正体は!
ゲストハウスです。
ゲストハウスでありながら、1Fの共用スペースには本格的なBARとcafeが備わっています。
テーブルは木造でインテリア類には植物などを使っており、自然感が味わえ落ち着ける空間になっています。
尚且つ、とてもお洒落で外人さんも多いので、めちゃくちゃ良い雰囲気です。
この共生スペースだけで十分に一つの商業施設として成り立ちそうですが、僕が惹かれなのはここが本来はゲストハウスだという点。
ゲストハウスと言えば、バックパッカーのようや旅人が利用している、安価な簡易宿泊施設というイメージを持っている人も多いのではないかと思います。
しかし、最近は安価な宿泊施設が増えてきたことで、差別化を図ろうする施設が増えてきています。
そんな中、共用スペースにBARやcafeを置いている施設は多い。
その中でもこのゲストハウスはお洒落感や完成度という点で頭一つ抜けているなと思います。
このゲストハウスとBARやcafeというジャンルで真っ向勝負をしようとするなら、相当厳しい戦いになりそうです。
ただ、僕が利用してみて感じたこととして、BARやcafe単体としてだったら、BAR専門店やcafe専門店との競走では分が悪そうだと感じました。
まぁ、そりゃそうかもしれません。
もちろん、何の特徴もないcafeにはゲストハウスのあるお洒落なcafeとして勝てるかもしれません。
でも僕は、cafeなら本もタダで読めるTSUTAYAとStarbucks coffeeが併設したツタバの方がリピートしたいと思いました。
つまり、ゲストハウスにBARやcafeなどを質の高いオプションとして付けて勝負すること自体は最高ですが、BARやcafeをメインにしてしまうとまだまだBARやcafeの専門店の方に分がありそうだと感じました。
その上で結論として、そういった不利な状況の中でゲストハウスとしてもBARやcafeとしても成り立っているのは凄いこと。
3つの事業を一つの施設で運営して、成功させているようなもの。
まさに掛け合わせの理論。
編集思考力が抜群の経営だと思います。
天晴れです。
今度は宿泊して、このゲストハウスの魅力の全部を感じてみたい。
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