今日も学びの多い1日でした

こんばんは。

書きたいことが2つあったので、タイトルを分けてそれぞれを書いていきます。

近所の子供達と僕と若手の彼】

本日は児童発達支援のお仕事終わりに施設の中庭で近所の子供たちとボール遊びをしました。

今日は子供たちが先に中庭を使って遊んでいて、事務所にいた僕を窓の外から呼んで遊びに誘ってきました。

少しだけ付き合うつもりが、気がつけば遊び終わったのは19時過ぎ。

こっちはもうクタクタで、でも子供はまだまだ元気。

お母さんが「もうご飯だから帰っておいでー!」と遠くから呼んでも、「わかったー。じゃあ先に5点とったほうが勝ちね」と。

そう言いながら、なかなか得点がカウントされないオリジナルルールと、5点先取がいつの間にか7点先取に変更されるという遊びを体験させていただきました。

帰る時には純粋な笑顔を見せながら真っ直ぐな眼差しで「また、遊んでねえー!」と言われる。

あまり遅くなるようなら遊ぶのはほどほどにしようかと考えていたのに、そんな嬉しそうな声で言われたら遅くなっても仕方ないかと思ってしまう。

嬉しかったのは、いつもは子供たちと僕で遊んでいるところが今日は職場の正職員も参戦してくれたこと。

その職員は今年入職の男性スタッフで、職場内は1番の若手。

あまり主張は強くなく、真面目で不器用な優しい男性。

パートの僕と違って施設を利用している子供たちを送迎した後も業務が残っている彼はいつも遊びには参加できていなかったけど、以前話したとき僕が子供たちと遊んでいるのを羨ましいと言って、今度は一緒に遊びたいと言っていた。

で、今日は業務を終わらせた後に中庭に登場して、一緒に遊ぶことが出来た。

彼はサッカー経験者で、子供たちとサッカーをしたりして遊べたら嬉しいと言っていた。

今日、子供たちとサッカーをやっている時の彼はやはりすごく不器用なんだけど、でもとても楽しそうでした。

普段の職場では見れない彼のそんな一面を見れたこと、そんな彼の好きなことと子供たちの楽しいことが一致して遊べていた時間が幸せで嬉しかったなあ、と。

わかんないけどね、一緒に遊んでいた子供たちが僕たちと遊んだ経験がきっかけで、これから先サッカーに熱中するようなことがあったりしたら最高ですよね。

そんな楽しい時間を継続していけるように、ボール遊びで物を壊したり、怪我したり、夜遅くなり過ぎて保護者から怒られないようにするとか、そういう部分はきっちりしていかなきゃとも思います。

【送迎先での情報収集】

お預かりしている子供をご自宅まで送迎してきました。

何度か送迎して、お互いに顔も認識してそろそろ慣れてきたことだと思い、思い切って質問をしてみました。

その子は施設ではいたずらっ子な一面を多く見せてくれる。

すごく楽しそうで、悪質なことをするわけではないのでみんなその姿に癒されてはいるけど自宅ではどうなのかと職員の間で話題になったことがあった。

その真相を今日はお母さんに訪ねてみたのだが、自宅ではなんと大人しいらしい。

その子には弟がいるので、家ではきっとお兄ちゃんであることを意識しているんだろう。

おそらく学校でも大人しい性格を演じているんだと思う。

家でも学校でも出しきれない、まだ甘えたい心の部分を施設では思う存分に発散してくれているのではないか。

思えば、屈託なく笑っているときの表情と何もない普段の表情は大人っぽく見えると言うか、妙なギャップを感じなくもない。

その子くらいの歳で、個人の中に分人を使い分けることが出来ていることに驚きでした。

で、その子のいたずらをしたい気持ちを発散できる場所として当施設がそう思われているのなら、それはとても良いことだと思う。

そして、家での様子と施設での様子の相違を知れたことはとても貴重な情報だったと思う。

なぜなら、その情報を知らなければその子のいたずらがマイナスの要因として捉えられ、修正を加えていく必要があるものとして認識されてしまっていたかも知れないから。

そうじゃなくて、その子の心には甘えたい気持ちとお兄ちゃんとして振舞わなくてはならないというそれぞれの立場が存在し、それぞれを使い分けて人と関わっていこうとする自我が育っているということは、正常発達の観点からしてもプラスの要因なはず。

その辺を踏まえた関わり方を僕たち大人は意識していかなければならないですよね。

普段自分の見えている角度からの情報だけに捉われないで物事を知ることの重要さが身に染みた一件でした。

また、その子は訪問リハビリを受けているとのことだったので、リハビリの内容もそれとなく聞いてみた。

てっきり理学療法をしていると思っていましたが、言語聴覚療法をメインでしているとのこと。

つまり、頭を使うことや言葉を覚えること、対人交流スキルと結びつきの強い療法を受けている時間が多いということ。

その情報を知ったら僕は、その子との関わり方の中で重視するものを運動や手を使うことではなく、人とのやりとりを一番に考えます。

なぜなら、せっかく言語聴覚士が育もうとしてくれている部分を活かしてあげられるような関わりを引き継いで継続してあげたいと思うからです。

リハビリの内容を具体的に把握した訳ではありませんが、頭を使うこと、言葉を覚えることに時間を使っていることが分かれば対人交流スキルを目的としていることも見えてきます。

ともすれば、施設でやるべきは同じように基礎練習をさせるのではなく、培った基礎を発揮できるようななるべく自然な環境下での遊びや、作業へと結びつけていくことです。

理屈でそういうふうに考察できることと、実際の場面が違うことは120%承知の上ですが考察できることは重要です。

なぜなら仮説を立てることができるからです。

仮説が立てられると検証ができて、検証した結果からまた仮説を立てることができます。

それが出来ると自分がしていることを説明出来るようになります。

それが出来ることで、良かったことをより良くしていったり、悪かったことを改善させていくことができ、ようやく成長することができます。

要は情報収集ってやっぱりめっちゃ大事だよねってことです。

今後も地道に送迎という作業を介しながら、ご家族からの信頼と情報を1つでも多く得ていけるようにしたいと思った次第です。

今日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。


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