【1日1文献】訪問リハビリテーション利用者の栄養状態について―血液検査値を含めた検討―#訪問リハビリ#栄養状態#血液検査
参考文献:訪問リハビリテーション利用者の栄養状態について―血液検査値を含めた検討―
筆者:吉松 竜貴, 大沼 剛, 阿部 勉, 鈴木 陽一
発行日:2016年
掲載元:第51回日本理学療法学術大会 抄録集
検索方法:インターネット
キーワード:訪問リハビリテーション, 栄養状態, アルブミン
【抄録】
結論:訪問リハ利用者の約半数は低栄養リスクに晒されている可能性がある。基本動作能力との関連が強いことから,定期的に血清アルブミン値を評価することは訪問リハにおいても有用であることが示唆された。
参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2015/0/2015_1433/_pdf/-char/ja
YWT
W;血清アルブミン値と基本動作能力は関連が強い
T:血清アルブミン直を意識してみるようにする。
メモ:
血液中のアルブミンが低い状態を低アルブミン血症といいます。アルブミンは血液中のタンパク質で、肝臓の異常や腎臓の異常により低下します。
アルブミンが低下すると、全身のむくみや腹水、胸水、尿量の減少、血圧の低下などが生じます。また、体が必要とする部位へ運搬されにくくなるため、代謝や内分泌などのバランスが崩れ、体の調整機能の低下、免疫低下をはじめとする全身の不調につながることがあります。
アルブミンが低下する理由には、次のようなものがあります。
・タンパク質の摂取不足
・消化吸収障害
・アルブミンが尿に出てしまう
・体外(尿、消化管、皮膚)への漏出
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