【1日1事例】リハビリテーション栄養の重要性 ~どのような運動を行い,どのタイミングで,どのような栄養を加えていくか #サルコペニア #リハ栄養 #栄養

参考文献:リハビリテーション栄養の重要性 ~どのような運動を行い,どのタイミングで,どのような栄養を加えていくか
筆者:若林 秀隆
発行日:2018年
掲載元:日本フットケア学会雑誌 16 巻 (2018) 4 号
検索方法:インターネット
キーワード:リハビリテーション栄養, リハビリテーション栄養ケアプロセス, 低栄養, サルコペニア, リハビリテーション薬剤

【要旨】
・フットケアを要する足病患者では,低栄養やサルコペニアを認めることが少なくない.そのため,足病患者にはリハビリテーション(以下,リハ)栄養の考え方が重要である.
・リハ栄養とは,国際生活機能分類による全人的評価と栄養障害・サルコペニア・栄養摂取の過不足の有無と原因の評価,診断,ゴール設定を行ったうえで,障害者やフレイル高齢者の栄養状態・サルコペニア・栄養素摂取・フレイルを改善し,機能・活動・参加,QOL を最大限高める「リハからみた栄養管理」や「栄養からみたリハ」である.
・質の高いリハ栄養の実践には,リハ栄養ケアプロセスが有用である.特に従来からの栄養ケアマネジメントに存在しない,リハ栄養診断とリハ栄養ゴール設定のステップが重要である.
・リハ栄養介入では,レジスタンストレーニングと BCAA(分岐鎖アミノ酸)を近いタイミングで摂取することが望ましい.
・一方,リハ薬剤とは,フレイル高齢者や障害者の機能・活動・参加,QOL を最大限高める「リハからみた薬剤」や「薬剤からみたリハ」である.
・すべての足病患者に低栄養,サルコペニア,ポリファーマシーの存在を疑って,必要な場合にはリハ栄養とリハ薬剤を実践してほしい.


参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/footcare/16/4/16_63/_pdf/-char/ja

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