医療と介護の未来

こんにちは。

今日は以前読んだ本の内容を整理するために書き残しておきます。

読んだのはこちらの本の7講「医療と介護の未来」の部分です。

https://books.rakuten.co.jp/rb/16716735/

内容は医療・介護保険費増大の問題について。

少子高齢化によって医療保険費や介護保険費が増大すると言われていますが、本質的な原因は単に高齢者が増えることではなく一人暮らしの高齢者が増えるところにあります。

子育てが終わったり、パートナーに先立たれてしまい一人暮らしを余儀なくされる可能性が高いのが高齢者です。

そうして一人暮らしになると今まで同居していた子供やパートナーの分のことをやる必要がなくなり活動量が落ちたり、家の外の人との関わりも必要なくなり疎遠になったりしやすいです。

活動量が少なくなって人との交流が減ると「フレイル」と言われる「健康」と「要介護」の中間の段階に陥りやすくなります。

そんな訳で「フレイル」を予防するために運動と栄養と社会参加が重要であると言われております。

フレイルを予防することで介護保険費増大を食い止めようというのが国として推していきたい取り組みの1つです。

フレイルから要介護の状態になってしまったときに一人暮らしでは生活できないから介護サービスを利用する必要が出てくるわけです。

逆にいえば、たとえ要介護の状態になったとしても一人暮らしではなく介護してくれる身内の人がいれば介護保険費はそこまで増えなくて済むというわけですね。

ちなみに医療費増大に関しては、実はそれほど増えていかないらしいです。

理由としては、高額な医療費は高度な医療が必要な場合であり、医療の技術によって高度な医療が必要になることも減るというのと、延命など死ぬ間際の医療が最も医療費がかかるらしいのですが、平均寿命が延びていることでそういった医療が必要な方がすぐに増えることはないからです。

まとめると、介護保険の費用はこのままいくと増大してしまう。その原因となっているのは、今までのように家族や地域の人達が高齢者を支えられる体制になっていない状態で一人暮らしの高齢者が増え、結果的に介護サービスを利用する人が増えていくから。

つまり、介護保険費用増大は高齢者がただ増えることが問題ではなく、一人暮らしの高齢者が増えることが問題であることを正しく認識しておくことが必要であるということでした。

そうすることで選択する対策も戦略も変わってくる。

ともすれば、これはもはや介護や医療だけの問題ではなく私たちの生活スタイルの問題だということ。

このことを知らずに闇雲に目の前にある問題にだけアプローチするのは得策ではありません。

例えば高齢者に対するアプローチだけを行うよりも、高齢者と関わりのある人や環境へのアプローチも必要だということがわかります。

とってもとってもとっても大切な内容が書かれた書籍でした。

▼1日1新
(16)ハチ公バスに乗った

昨日はハチ公バスに乗りました。

普段の移動は都心なら絶対に電車です。

なぜなら都心のバスは複雑過ぎてわかりづらいからです。

バスで移動したのは代官山から渋谷のルートでした。

正直、渋谷駅もごちゃごちゃしてて人も多くてそんなに好きな場所ではないのでバスで移動しちゃった方が楽かなという理由でバスを選びました。

分かりづらさはスマホがあるのでなんとかなりますが、揺れたり狭かったりで乗り心地が電車よりも優っているということはありません。

発見だったのはおじいちゃん、おばあちゃんの乗客が多くて「あれ、区役所ってこの辺じゃなかったか?」とか、そんな会話が聞こえてきたこと。

バスって地域と距離の近いモビリティでありコミュニティでもあるんだなあ、と思いました。

もちろんバスの運営会社によって違うでしょうが、可能性としては電車よりも地域との距離は近いはずだということが分かりました。

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

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