【1日1文献】重度認知症デイケアでのタクティールケアの要素を基にした 取り組み ~チームでアプローチし,徘徊が減少した一症例~#BPSD#認知症#多職種連携 10 wataru 2023年6月14日 21:54 参考文献:重度認知症デイケアでのタクティールケアの要素を基にした 取り組み ~チームでアプローチし,徘徊が減少した一症例~筆者:小黒 修(OT)発行日:2020年掲載元:第40回近畿作業療法学会検索方法:インターネットキーワード:BPSD,認知症,多職種連携メモ・BPSD をもつ A 氏の立ち歩かずに座っている 時間,DBD, VQ, CDR において,改善が認められた. ・これらにより触れるケアは BPSD の症状軽減に効果が あると考えられた.・触れるケアの介入は立ち歩く時間 の減少に繋がったが,これらは繰り返しの関わりにより,なじみの関係や安心できる場の提供に作用したと 考えられる.・加えて,触れるケアによるスキンシップ が言語を必要としないコミュニケーションになったと考 えた.・また,触覚を通じて得られた感覚が快刺激となり, 険しい表情から笑顔へ繋がったと考えられる.・タク ティールケアを行うと脳の視床下部からオキシトシン が分泌され,不安や混乱が取り除かれると述べている (高橋 銀次郎,2008).・それらが満足で安心を感じら れる体験になり,徘徊などの BPSD 軽減に作用し,信 頼関係構築が介護の受け入れになったと考えられる. ・更に多職種で行動観察を行うことは,対象者について の詳細なデータを得られるだけでなく,関わるスタッフ が対象者の行動の背景や原因に関心を寄せ,適切な支 援を実施していくための一助となることが示唆された.参考URL:https://kinot40.secand.net/file/4-03.pdf ダウンロード copy #認知症 #作業療法士 #文献 #多職種連携 #BPSD #タクティールケア 10 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート