【1日1文献】箱作り法の結果から独居生活に向けての支援を検討した一症例#高次脳機能#くも膜下出血#退院支援

参考文献:箱作り法の結果から独居生活に向けての支援を検討した一症例
筆者:鈴木 崇孔(OT)1),西脇 愛梨(OT)1),嶋川 昌典(OT)2)
発行日:2020年
掲載元:第40回近畿作業療法学会
検索方法:インターネット
キーワード:高次脳機能,評価,退院支援

【はじめに】
・ 作業療法で一般的に用いる高次脳機能障 害の評価法は,障害像の評価はできるが,実際の生活 場面でどのような支援が必要となるかは明らかでない ことが多い.
・そこで,治療構造論を理論的な背景とす る「箱作り法」の活用を検討した.
・本報告の目的は, ある事例への箱作り法の評価,具体的な介入について 示す事である

メモ
・箱作り法の評価をもとに,介入した結果, 病棟での排泄動作は自立し,それ以降転倒も認めな かった.
・カンファレンスの結果,退院後に,訪問リハ ビリの利用が決定した.
・箱作り法の評価は「対象者 がどのような支援が得られれば作業が遂行できるの か」を明らかにする.
・このような治療構造論的な視 点によって,対象者の生活の改善に繋がったと考える.

参考URL:
https://kinot40.secand.net/file/5-01.pdf 


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