手間と効率
こんばんは。
今日は久しぶりに仕込みや準備と言った緊急の用事がなく、昼過ぎから介護の夜勤バイトだけだったのでゆったりと過ごすことができました。
とはいえ、4日後にはまた外部でのキッチンカー出店があるし、その前日の仕込みに合わせた食材の発注を仕込みの2日前までにして置かなければならない、ということでその辺の管理、発注などのことは今日行いました。
頭では分かっていたけど飲食事業やキッチンカー事業はやること、考えることが多くて大変だということを体験を通して身に染みています。
それでいて企画、計画、管理の段階から段取り的にも収益的にも効率の良いフローを考えておかないと、業務は大変な割に大した利益の出せないまま終わってしまいます。
飲食店を営んでいる知り合いのオーナーさんに聞きましたが、7割以上の飲食店が3年以内に潰れる理由の多くは3年目以降から販売した商品に納付される消費税を支払えないためらしいです。
例えば、1000円の商品が売れたとして原価が3割だとしたら売上総利益は700円。
そこから人件費や場所代など諸々引かれて手元に残るのが本来の利益くらいに思っていましたが、実際はそこからさらに税金が引かれます。
売上をあげてかかる税金といえば所得税くらいに思っていましたが、実は商品を提供した側にも消費税はかかるらしいのです。
つまり、1000円の商品が売れたとしても消費税の10%(かな?)は国に納めなければならないのです。
するとそもそも1000円が売れても消費税で100円引かれているから実際は900円の売上だったのです。
そこから原価3割で300円を引くと600円、そこから人件費や場所代、さらに所得税など諸々引かれて引かれて残るのはほぼ1割程度とのこと。
多くの飲食店は3年目以降から納税義務が課せられるこの消費税の支払いが出来ずに潰れるお店が多いらしいです。
僕はこのことを全く知らなかったので、飲食業界は相当シビアな世界だと感じました。
そして今、実際にキッチンカー事業を経験させていただいている中で身をもって利益を出すことの難しさを感じています。
そういう意味では飲食チェーン店は、熱意や専門性もない従業員だけでも効率よく回せているので素直にすごいです。
経営やオペレーションに関してとても効率的な仕組みが成り立っている点は尊敬できるので、最近はチェーン店を利用するときお店の奥側のオペレーションの部分を意識的に見てみるようにしています。
出来るだけ人の手間がかかっている手作りのものに魅力を感じますが、違う視点で見てみると人の手間をそれほどかけずに持続出来ているものにも魅力を感じます。
これはどちらかが優れているという訳ではなくどちらにも一長一短があるので状況に応じて使い分ければいいだけの話なので、どちらか一方だけを正義として突き通そうとするのだけは違うと思います。
あ、これリハビリ界隈でよく言われている「CI療法」と「ボバースコンセプト」の信念対立に似ている構図かも。
結論も一緒ですね。
状況と目的に合わせてそれぞれのいいところを使い分ければいい。
キッチンカー事業、飲食業に限らずなんでもそうなんでしょうけど、そういったバランスを見極めることが肝心なんだと、リハビリ以外の業界も経験して改めて感じています。
今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
#ブログ更新
#ブログ毎日更新
連続更新は339日目です。
365日連続更新と通算1000記事を目指しています。
【レモネード販売】
日時:毎週水曜日。
11:30-14:00&anytime(僕がいる時ならいつでも)
場所:東京都中央区日本橋本町4-13-8 Hostel DEN
販売価格:
・regular size 400円
・large size 500円
・hot regular size 400円
場所:東京都中央区日本橋本町4-13-8
Hostel DEN @hostelden
日時:水曜日。11時半頃〜14時頃&僕がいるときならいつでも。
https://www.instagram.com/hostelden/
https://www.instagram.com/holataco_11/
【グッズECサイト】
・ランニング&ビールTシャツ(White、Black)
・ランニングビールグラス(シングル、ペア)
https://vagabond.official.ec/
【ゲストハウス開業まであと】
1277日
Twitter https://mobile.twitter.com/wataru_1919run
Instagram https://www.instagram.com/?hl=ja
vagabond https://www.instagram.com/beer_runningman/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?