【1日1文献】新型コロナウイルス感染症がクラスター化した高齢者施設で在宅医ができること#新型コロナウィルス#高齢者施設#クラスター

参考文献:新型コロナウイルス感染症がクラスター化した高齢者施設で在宅医ができること
筆者:大友 宣岸田 直樹矢崎 一雄松家 治道
発行日:2021年
掲載元:日本在宅医療連合学会誌 2 巻 (2021) 1 号
検索方法:インターネット
キーワード:新型コロナウイルス感染症高齢者施設災害

【抄録】
・札幌市では 2020 年 4 月中旬から新型コロナウイルス感染症第 2 波の流行があり,介護老人保健施設で集団感染が発生した.
・札幌市保健所の要請のもと診療支援医師を派遣した.
・混乱期には人員の不足に対して,人材確保,診療指針の策定を行った.
・試行錯誤期には搬送のための情報収集の補助,搬送の目安を検討,服薬の減量を行った.
・現地対策本部が設置され 30 名の入居者の病院への搬送により施設内の状況は落ち着き,集団感染の収束に向かった.
・在宅医が介入しアドバイスすることは一定の効果がある.
・現地対策本部設置,介護崩壊対策は今後必要である.
・行政のみに頼ることなく「自助」「互助」「共助」「公助」の対策を行うことが重要である.

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahcm/2/1/2_2.1_45/_pdf/-char/ja 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?