【1日1文献】札幌市南区の介護予防事業の効果検証~体力測定間の期間に着目して~#通いの場#体力測定#介護予防

参考文献:札幌市南区の介護予防事業の効果検証~体力測定間の期間に着目して~
筆者:河野 伸吾田口 恭也土居 美郷田中 瑠美小田切 邦宗板垣 昌史
発行日:2023年
掲載元:第10回 日本予防理学療法学会学術大会
検索方法:Google Scholar

【抄録】
5m最大歩行とTUGは、体力測定期間が6ヵ月を超えた段階で、有意な向上は認められなくなり、9ヶ月を超えると5m最大歩行が有意に遅くなった。これは、通いの場で体操をしていたとしても、定期的な体力測定を行い、目標を定めないと運動機能が低下しやすいことを示唆した。 5回立ち座りでは、全ての期間で有意に向上した。これは、我 々の運動指導効果が立ち座りに出やすいためであるか、(3)(4) 群の前回の測定値が高く、結果が出やすかったためと考えた。握力のみ有意差が出なかった。これは、運動指導に握力が向上する内容がなかったことが考えられた。しかし、運動により上肢活動が増加する活動につながっていない可能性も考えられた。

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsptpsuppl/2.Suppl.No.1/0/2.Suppl.No.1_186/_pdf/-char/ja


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