【1日1文献】機能面への固執から,作業中心の介入により, 活動的な生活を再構築できた症例#上肢機能#作業#活動

参考文献:機能面への固執から,作業中心の介入により, 活動的な生活を再構築できた症例
筆者:園田 志保(OT),石黒 望(OT)
発行日:2019年
掲載元:第39回近畿作業療法学会
検索方法:インターネット
キーワード:上肢機能,作業,活動

【はじめに】
・ 回復期リハビリテーションにおいて,改善 した機能を対象者にとって意味のある活動に結びつける ことは作業療法士の役割の1つである.
・その為に,CI 療法の1つのコンポーネントと位置づけられる transfer package(以下,TP)による行動変容が推奨される.
・今 回,麻痺手の機能向上への固執が強かった症例に対し て,TP を参考に実生活での作業中心の介入を行う中で, 主体性が引き出され,生活へと目を向け,結果的に機能 改善も認めた症例を経験したため,以下に報告する.

メモ
・症例は,TP など参考にした介入により,改 善している機能を見逃さず,適切な難易度で作業中心 の介入を行うことで,日常へと汎化が図られた.
・また 症例にとって意味のある活動に従事したことで,「で きる」という作業有能性を高めていき,主体性が生まれ,活動的な生活を再構築できたと考える.

参考URL:
http://kinot39.umin.jp/pdf/abstract/P1-3.pdf 


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