【1日1文献】歩行能力とバランス機能の関係#最大歩行速度#バランス機能#高齢者

参考文献:歩行能力とバランス機能の関係
筆者:猪飼 哲夫辰濃 尚宮野 佐年
発行日:2016年
掲載元:リハビリテーション医学 43 巻 (2006) 12 号
検索方法:インターネット
キーワード:最大歩行速度バランス機能重心動揺タンデム肢位高齢者

【抄録】
・バランス機能は歩行能力に影響する因子の一つと考えられる.そこで歩行能力の代表的な評価法である最大歩行速度 (Maximum Walking Speed: MWS) と各種バランス検査を,若年者群と高齢者群で検討した.
・身長は若年者群ではMWS, Functional reach (FR),タンデム肢位での重心動揺,Timed Up and Go test (TUG) と相関したが,高齢者群では関係は認められなかった.若年者群ではMWSは,タンデム肢位外周面積,TUGと相関したが,これは身長の影響によると考えられた.
・高齢者群ではMWSは,FR,タンデム肢位総軌跡長,TUGと相関した.高齢者では歩行能力は静的・動的両者のバランス機能に影響されることが示唆された.

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrm1963/43/12/43_12_828/_pdf/-char/ja

YWT
Y:
W;バランス能力とは身体重心を支持基底面内に維持する、支持基底面外から中に戻す能力。バランス能力は歩行速度などと相関がある
T:バランスの能力の定義を頭に入れて動作分析や姿勢分析を行うようにする

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