入籍と、苗字の話。

こんばんは。なおくんです。

先日3月2日に、こまちゃんと入籍しました。


結婚に対する意識をお互いに共有したのは昨年の10月末。

その時は、今年の6月から8月くらいにと考えていましたが、引越し&入籍共に予定を早めて無事に完了できました。

特に引越しに関しては、1月に就職したばかりで、それまで特にお金を貯めたりしていなかったので個人的に不安に思ってたんですが、


こまちゃんの計画性や周りの方々の協力で案外なんとかなりました。

2月のお給料はこまちゃんへ預けました。


こまちゃんと始まった新生活は、

お互い料理が好きということもあり、一緒に料理して過ごすことがほとんどです。


僕の勤務先の豆腐やオカラを使ってレシピを考えたり、

豆乳でラテを作ったりするので今は盛り上がっています。

また、DIYはやったことないけれど、ずっと欲しかったロッキングチェアをお知り合いから譲って頂き、少し修理が必要なので材料や方法を調べて話し合ったりもしています。

そんな感じで、どうなるかなあと思っていた新生活もまあ楽しく送れています。


個人的な大きな報告としては、入籍してこまちゃんの姓を名乗ることにしたことです。

今回はその経緯を僕(なおくん)の視点から詳細に説明しようと思います。

まず最初にどちらの姓を名乗るかについて話し始めたのは、こまちゃんでした。


こまちゃんが教えてくれたのは以下の2点。


・婚姻届に夫と妻のどちらの姓を名乗るか記入する欄がある。(日本では現在選択的夫婦別姓の議論が活発になってますね。今のところそれぞれの姓を名乗ることは認められていません。)


・妻の姓を名乗るのに、特別な手続きは要らない。(夫が婿養子に入らなくても妻の姓を残せる。)


その上で、こまちゃんは一人っ子で、親戚も女性が多く結婚したら夫の姓を名乗る方が多いこともあり、こま姓を残したい気持ちがある。また自分の姓の歴史についても、ルーツを辿るために一人旅をするほど関心を持っている、ということを聞きました。


これはこまちゃんのご両親の意向ではなくこまちゃん自身の意思であり、もちろん僕や僕の両親の考えも聞いた上で柔軟に決めたいと話してくれました。

この話を聞いてまず初めに感じたことは、


自分の姓を失うことへの寂しさ、のような感情がぐっと込み上げてきました。

正直どちらの姓を名乗るかについて考えたこともなかったし、どちらかといえば古く、多数の慣習に則って僕の姓を名乗ることになるんだろうというイメージを漠然と持っていました。

こまちゃんの突然の投げかけに、その時は僕も表情を固めていたと思います。


と同時に、やはり僕のように夫の姓を名乗るもんだってイメージを持っている人が多数だと思うので、

女性の側は、みんなそうとは限らないだろうけれど結婚するということを考えたときに先ほど僕が感じたような感情を抱くのではなかろうかと思いました。

そんなところから、こまちゃんの投げかけに自分なりに向き合ってみることにしました。


結論、僕はこまちゃんの姓を名乗るでいいよと言いました。

僕は次男で、兄は結婚しています。

自分の姓に対して、ルーツを調べようと思ったり関心を持ったこともありません。(今回自分の姓を変えることになっても、旧姓に対する興味はとくに起きませんでした笑)


ということでこま姓にしようと思う、ということをまずは僕の両親に話しました。

母は反対することもなく受け入れてくれましたが、父はとても驚いていました。


あまりの父のリアクションに僕も少し戸惑います。

一旦持ち帰ってこまちゃんに伝えました。

正直、こまちゃんも僕の両親の意向も聞いて柔軟に決めたいと言ってくれているし、僕も姓のことは大事なことだけれどだからといってこのことで両親と揉めるのもこまちゃんにとってマイナスなんではないかと、少し諦めかけていました。


最終的に思ったことは、なんにしてもこま姓を名乗りたいというのは僕とこまちゃんの意思として決めたことなので、こまちゃんとの関係を築くためにも投げやりにならずにきちんと結論を出したい。

その上で結果どちらの姓を名乗ることになってもお互いに納得できるなら、もう一度両親に話してみようと、再び実家へ。

こちらの覚悟もあっけなく、2度目に話した時は父も「結局は2人のことだから。自分たちが決めたならそうしなさい。」と認めてくれました。


読んでくださってありがとうございます!

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